キャッシングできる法人カード特集!分割払い・リボ払いができる法人カードも

クレジットカードコラム

キャッシングできる法人カード特集!分割払い・リボ払いができる法人カードも

最終更新日 2024年3月25日

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「キャッシング機能の付いた法人カードが欲しい」
「分割・リボ払いができるクレジットカードが欲しい」

ビジネス経費の削減や、経費の一元化に無くてはならないアイテムのひとつとなっているのが法人クレジットカードです。

一般的な法人クレジットカードでは翌月一括のみの支払い方法にしか対応しておらず、キャッシングリボなどには対応していないことが多くなっています。

しかし、中には急場の困った時に、キャッシング機能を利用したいと思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、キャッシングを利用することができる法人カードを特集してご紹介していきましょう。

ほとんどの法人カードはキャッシング機能がついていない

ビジネス経費の支払いをする際には、必須のアイテムとも言える法人カード。

しかし、多くの法人カードの場合、支払い回数は翌月一括のみに制限されてしまっていることが多く、キャッシング機能も付いていないカードが多くなっています。

通常のクレジットカードの場合には、ほとんど全てのカードで利用することができるキャッシング機能が、なぜ法人カードでは利用することができないのでしょうか?

その大きな要因のひとつとなっているのが、法人カードと個人向けのクレジットカードの、キャッシングの用途の違いとなってきます。

個人向けクレジットカードの場合には、審査の際に個人の年収や個人信用情報を基に審査が行われます。

ですので、キャッシング枠がある方というのは、返済能力が充分であると認められた方となっていますので、キャッシングを利用したとしても返済は可能であると判断されます。

個人用のクレジットカードのキャッシングを利用する際の用途としても、結婚式や旅行などの一時的な資金の不足に利用されることが多く、返済能力への影響は少ないケースが多くなっています。

法人クレジットカードの審査は、一般的には通常のクレジットカードの審査よりもハードルが高くなっていることが多くなっています。

申込みの際に登記簿謄本や決算書が必要なケースも多く、創業2年目以降・2年連続で黒字決算のみの法人でしか申込みをすることができないカードも少なくありません。

審査基準の厳しさの背景には、法人企業の倒産リスクによる貸し倒れの防止の意味も含まれています。

個人の返済能力を判断する個人向けクレジットカードに比べて、倒産リスクの読みにくい法人カードの場合は、分割・リボ払いなどは未対応で翌月一括払いのみのカードが多くなっているのですね。

また、法人カードの場合には、キャッシングの用途も事業用の用途になってしまうことが多く、その点が法人カードにキャッシング機能が付帯していない一番の理由になってきます。

法人カードのキャッシング用途としては、

  • 給与支払い
  • 固定費の支払い
  • 仕入れ
  • 融資の返済

などに利用されることが多くなっており、クレジットカード会社にとっては貸し倒れのリスクの高い貸し付けとなってしまっています。

事業用の資金の貸し付けの場合は、個人向けのクレジットカードのキャッシングの用途とは違い、慢性的に必要になってしまうケースもあります。

そうした背景から、法人カードの多くがキャッシングは未対応となっていることが多くなっているのですね。

一部の法人カードではキャッシングも可能

法人クレジットカードの場合には、基本的にはキャッシング機能は未対応のカードが多くなっています。

しかし、全ての法人カードがキャッシング未対応となっている訳ではなく、一部の法人カードではキャッシングにも対応した法人カードが発行されています。

キャッシング機能を利用することができる法人カードの特徴としては、審査の対象が法人代表者個人になっているケースが多くなっています。

申込みの際に、決算書の提出が不要な法人カードの場合は、審査の対象が法人経営者個人になっていることが多くなっています。

その場合、法人代表者個人の返済能力が審査通過の基準になっていますので、法人カードでもキャッシング機能を利用できるケースがあるのですね。

個人事業主限定!キャッシングできる法人カード

法人経営者の方よりも、実用的にキャッシング機能を必要としておられる方は個人事業主の方かも知れませんね。

法人カードの一部ではキャッシング機能を利用することができますが、個人事業主向けのカードでもキャッシング機能を利用できる法人カードはあります。

ここでは、個人事業主の方限定でキャッシング機能を利用できる「EX Gold for Biz S」の基本情報を解説していきましょう。

EX Gold for Biz S

年会費初年度:無料
2年目以降:2,200円(税込)
追加カード
ETC無料
還元率0.5%
旅行傷害保険最高2,000万円
キャッシング利用可能枠最高100万円
返済方式一括返済方式、またはリボルビング払い
返済期間最長55か月
返済回数最長55回
実質年率100万円コース:15.0%
80万円コース:18.0%
遅延損害金率18.0%
分割・リボ払い
  • 高額のキャッシングの場合には金利が優遇
  • 格安年会費でコース料理無料のベネフィットが付帯
  • 使えば使うほどポイント還元率が有利に

オリコカードが発行するビジネスカードの最上位カードとして発行されているのが「EX Gold for Biz S」です。

EX Gold for Biz Sではキャッシングの利用金額に応じて金利が優遇されますので、高額のキャッシング利用の場合には金利を節約して利用することが可能となっています。

また、EX Gold for Biz Sでは分割・リボ払いなど、個人向けのクレジットカード同様に柔軟に支払い方法を選択することができるのも大きなメリットとなっています。

EX Gold for Biz Sは、格安年会費の法人カードでありながら、国際ブランドをMastercardに選択した場合にのみ、2名以上のコース料理の利用で1名分が無料になる特典が付帯します。

2,200円(税込)の年会費でプラチナカードクラスのベネフィットをうけることができますので、コストパフォーマンス最強の法人カードとなっているのですね。

キャッシング機能がついた法人カードのメリット

通常の法人カードでは、キャッシング機能が付いていないカードも多くなっていますが、一部の法人カードではキャッシング機能を利用することができます。

法人カードを利用して、便利に利用することができるキャッシング機能が付帯した法人カードであれば、より柔軟にビジネスに利用することができます。

ここでは、キャッシング機能の付いた法人カードのメリットとなる点を解説していきましょう。

少額の事業資金の融通を手軽に行える

キャッシング機能の付いた法人カードの最も大きなメリットとなってくるのが、少額の事業資金の融通を手軽に行える点でしょう。

通常、法人経営をしているうえでの事業資金の不足の際には、取引先の銀行などで融資をうけるケースが多くなってくるでしょう。

しかし、少額の融資の場合にも、銀行からの融資は時間がかかってしまいますし、少額の資金の融資をうけることで銀行からの印象を悪くするのも避けたいところです。

キャッシング機能の付いた法人カードの場合であれば、提携ATMなどで簡単にキャッシングを利用することができます。

銀行に借入をするほどでもない、少額の融資を受ける際には非常に手軽に利用することができます。

基本的には申込みが簡単なカードが多い

冒頭でも説明をしたように、キャッシング機能の付いた法人カードの場合には、審査の際に法人代表者個人の信用情報が基準となっていることが多くなっています。

そうした法人カードの申込みの際には、決算書の提出などが不要になっていることが多くなっており、申込みの際の手続きもスムーズに行うことが可能となっています。

決算書の提出が必要な法人カードの場合は、創業2年以上・黒字決算の法人のみ、と制限がある場合も多くなっていますので、審査のハードルも高くなってしまいます。

キャッシング機能が付いた法人カードの場合は、多くの場合、審査のハードルも低くなっている点も、ひとつのメリットと言えるのではないでしょうか。

分割・リボ払いでキャッシュフローを平常化できる

キャッシング機能の付いたクレジットカードの場合には、支払い方法に分割・リボ払いを利用することが可能なカードが多くなっています。

一般的な法人カードでは、支払い方法に翌月一括払いしか利用することができませんので、毎月利用した金額を翌月には支払いをする必要があります。

しかし、会社を経営していくうえでは、経費の支払いと言うのは毎月必ずしも平均的な金額ではありません。

また、経費の支払いはしたものの、売上金が入金されていないと言う事態は往々にしてあり、黒字経営の企業の方でもキャッシュフローに頭を悩ませている方は多いでしょう。

キャッシング機能付きの法人カードの多くが分割・リボ払いを選択することができますので、毎月の経費の支払い金額を平常化することが可能となっています。

特に、スタートアップ企業や、独立したばかりの個人事業主の方にとっては、非常に大きなメリットとなってくるのではないでしょうか。

法人カードのキャッシング機能のデメリット

キャッシング機能付きの法人カードの場合には、個人向けクレジットカードと同様に手軽にキャッシング機能を利用することが可能となっています。

しかし、法人カードのキャッシングを利用する際には、必ずしもメリットだけではなく、デメリットとなってしまう部分もゼロではありません。

法人カードのキャッシング枠は、カードの利用限度額と比べても少額に設定されています。

また、キャッシング手数料も年率15.0%程度からと、やはり銀行金利と比べると金利の面でも不利になっているのですね。

法人カードでのキャッシングの場合は、あくまでも少額利用で、高額の融資を受ける際には向いているとは言えないでしょう。

 

法人カードについてよくある質問

Q. 法人カード、ビジネスカード、コーポレートカードって何が違うの?

経費決済に利用するクレジットカードを「法人カード」や「ビジネスカード」と呼び、カードによっては、個人事業主やフリーランスも利用できます。

「コーポレートカード」は大企業向けの法人カードで、発行には従業員数などの条件があり、利用可能枠(限度額)や発行可能枚数などが企業規模に合わせて設定されます。

Q. 法人カードの審査では、謄本・決算書は必ず必要?

法人カードには「法人与信」「個人与信」の2つのタイプがあります。

法人与信の法人カードでは、会社の決算情報を元に審査が行われるため、申込時に会社の登記簿謄本や決算書が必要です。

個人与信の法人カードの場合は、個人向けのカード同様に代表者個人の信用情報で審査が行われるため、代表者の本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)のみで申し込みできます。

Q. 審査なしで使える法人カードはある?

法人カードは、個人向けのクレジットカード同様、申込時に必ず審査が行われます。

ただし、事前に保証金を預ける「デポジット」タイプの法人カードであれば、保証金が利用可能枠になり貸し倒れのリスクがないため、ほぼ審査なしで利用できます。

また、「マネーフォワード ビジネスカード」のような法人プリペイドカードは、事前にチャージした残高分だけ決済できるので、審査なしで利用できます。

Q. 法人カードの発行にかかる日数はどれくらい?

法人与信の法人カードでは、会社の決算情報で審査が行われるので、登記簿謄本や決算書などの書類の郵送にかかる期間が発生するため、発行までに通常2〜3週間ほどかかります。

個人与信の法人カードであれば、基本的に書類の郵送が不要なので、3営業日から1週間ほどで発行が可能です。即時発行に対応した法人カードもあり、「JCB CARD Biz」では最短5分でカード番号が発行できます。

Q. 法人カードの社員用の追加カードって誰が使ってもいいの?

法人カードの社員用の追加カードは、基本的に審査なしで追加発行できますが、カード名義は社員個人になりますので、追加カードにも名義人の氏名が印字されます。

そのため、カード利用も名義人である社員本人に限られます。

個人カード同様の柔軟な利用ができる法人カードで余裕を持とう!

経費支払いの一元化や経費削減の観点から、ビジネスの為には無くてはならないアイテムのひとつとなっているのが法人クレジットカードです。

通常、法人カードの場合には、翌月一括払いしか利用することができなくなっており、キャッシング機能などを利用することはできなくなっています。

ただし、一部の法人カードではキャッシング機能が付帯したカードもあり、少額の事業資金の借入などの際に便利に利用することができます。

また、キャッシング機能付きの法人カードの場合には、分割・リボ払いなどを利用することが可能となっており、個人カード同様に柔軟に利用することができます。

ビジネス経営の上でキャッシュフローを平常化するのは、重要な経営戦略のひとつとなってきます。

個人カード同様に柔軟に利用できる法人カードで、毎月の支払いに余裕を持つのも良いのではないでしょうか。

本記事の編集者
Gクレ編集部

クレジットカードに関する役立つ情報を発信しています。

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