還元率が高い法人カードおすすめ8選!ポイントを貯めるコツとカードを選ぶコツ

「ポイント還元率の高い法人カードが欲しい」
「法人カードでお得にポイントを貯めたい」
ポイント還元率の高い法人カードを利用すれば、経費決済でお得に還元をうけることができます。
経費決済を、ポイント還元率の高い法人カードに集約して支払うことで、現金での経費支払いに比べて経費削減の効果も大きくなってきます。
ビジネスのうえで経費を削減するということは、売上を上げることと同義となる重要な仕事のひとつです。
ポイント還元率の高い法人カードを選ぶ際には、ポイント還元率・交換先はもちろん、法人カードそのものの機能にも注目してカードを選択する必要があります。
今回は、個人事業主・法人の方におすすめの、ポイント還元率の高い優秀な法人カードを特集します。

目次
個人用カードよりもガンガン貯まる!高還元の法人カードを利用しよう
法人カードを作るのであれば、できるだけ高還元の法人カードを活用するのが賢い選び方です。
一般的に、ビジネスにおける経費決済は、プライベートでの支出よりも高額になるケースが多いのではないでしょうか。
月間で100万円の経費支払いがある法人の場合、
- 0.5%還元の法人カード:5,000円相当のポイント
- 1.0%還元の法人カード:10,000円相当のポイント
と、ポイント還元率の違いによって獲得できるポイント数に大きな違いがでてきます。
法人のカード利用だけではなく個人事業主の方も、個人用と法人用のカードでそれぞれ高還元の法人カードを利用するのは効果的です。
経費支払いというと、ビジネスのうえでは1円でも減らしたいものですが、高還元の法人カードなら経費を支払ううえで少し楽しみもありますよね!
ここに注目!
個人用と法人用でカードを分けると、ポイントの管理が大変だなぁと思っていませんか?
「アメックスは個人と法人カードのポイントが合算可能!2枚持ちでポイント2倍」で解説しているように、アメックスでは個人用と法人用でポイントの合算が可能となっています。
プライベートとビジネスで貯めたポイントを合算することで、2倍以上のスピードでガンガンポイントを貯めることが可能となっているのですね。
ポイント還元率の高い法人カードを選ぶ3つのポイント
ポイント還元率の高い法人カードを選ぶ際には、単純に高還元のカードを選べば正解というわけではありません。
ポイント還元率で法人カードを選ぶ際に注意をすべき点として、次のようなポイントが挙げられます。
- 還元率だけではなくポイントの使い道にも注目
- 年会費と還元率のバランスに注意
- ポイントの有効期限
このような点を押さえてカードを選択することで、よりお得に法人カードを活用することができるのですね。
還元率だけではなくポイントの使い道にも注目
法人カードに限らず、ポイント還元率でカードを選ぶ際には、還元率だけではなくポイントの使い道にもこだわって選択するようにしましょう。
社長が貯めるポイントの使い道としておすすめなのが、特典航空券に交換することが可能な各種航空マイルを貯められる・交換できるポイントです。
マイルの価値は、特典航空券に交換すると1マイルあたり2円〜5円程度にもなりますので、非常に高い還元率で還元をうけることができるのですね。
マイル以外でも、
- 各種商品券
- 共通ポイント
- キャッシュバック
などに利用できるポイントであれば、使い勝手のいいポイントであるといってもいいでしょう。
年会費と還元率のバランスに注意
年会費の高額なゴールドカードなどでは、一般カードに比べてポイント還元率が優遇されているケースも少なくありません。
ただし、ポイント還元率だけでカードを比較する際には、格安年会費の法人カードでも充分にお得な還元率で利用することができます。
ポイント還元率の高い法人カードを利用しても、高額な年会費が負担になってしまっては意味がありませんよね。
付帯サービスやビジネスサポートなどをそれほど重視しないのであれば、ゴールドカードにこだわる必要もありません。
ポイントの有効期限に注意
ポイントを貯めるうえで1番もったいないのが、ポイントの有効期限が切れて失効してしまうことです。
法人カードのポイント有効期限はカードによって変わりますが、平均すると1年間〜2年間程度の有効期限のカードが多くなっています。
ポイントの有効期限が短いと、それだけポイント失効のリスクもアップしてしまいますので注意が必要です。
大量のポイント数が必要となるマイルへの交換の際には、有効期限が無期限のポイントを活用するのがおすすめです。
法人カードのポイントを効率的に貯めるコツ
高還元の法人カードを手に入れても、しっかりと活用することができていなかったらメリットは半減してしまいます。
法人カードのポイントを効率的に貯めるコツとしては、
- 電子マネーを活用して支払いをできるだけひとつにまとめる
- ネット通販やポイントアップの特約店などを活用する
- 年間利用額がどれくらいになるか計算する
このようなポイントが挙げられます。
ここでは、法人カードのポイントを効率的に貯めるコツを詳しく解説しましょう。
電子マネーを活用して支払いをできるだけひとつにまとめる
経費支払いの中では、コインパーキングや自動販売機の利用など、少額の出費があることも少なくありません。
そうしたケースではクレジットカード払いが未対応なことが多くなっていますので、電子マネーを併用して取りこぼしなくポイントを貯めるようにしましょう。
1回ごとの出費は少額でも、月間にするとバカにならないポイントが貯まることがありますので、現金払いで取りこぼしてしまうのはもったいないですよね。
少額な出費も法人カードに極力まとめていくことで、あとあとの経費管理の手間も大幅に削減することができるのですね。
ネット通販やポイントアップの特約店などを活用する
法人カードの中には、特定の店舗やネット通販でポイントの還元率がアップする、特約店などが用意されているケースも多くなっています。
ポイントアップすることができる店舗を積極的に使っていくことで、同じ金額の経費支払いがあった場合でも効率的にポイントを貯めることが可能です。
「法人カードは何枚あれば安心?ベストな保有枚数と考え方を解説」で解説しているように、法人カードは1枚だけではなく、特典を受けられるカードの複数枚持ちもOKです。
頻繁に利用する店舗・サービスでポイントの優遇がうけられるカードを使い分けて、ポイント獲得のスピードを加速するのもいいでしょう。
年間利用額がどれくらいになるか計算する
ポイント還元率の違いで有料の法人カードを選択する際には、ポイント還元率の差での損益分岐点を考えておく必要があります。
ゴールドカードなどの有料のカードでは、通常のカードに比べてポイント還元率が優遇されているカードも多くなっています。
年会費に10,000円の違いがある場合は、
還元率に1.0%の差 | 年間100万年以上 |
---|---|
還元率に0.5%の差 | 年間200万円以上 |
と、還元率の差によって、ポイントで元が取れる損益分岐点が変わってくるのですね。
経費支払いで法人カードを利用する年間利用額がどれくらいになるかを計算するのも、法人カードで効率的にポイントを貯めるには必要です。
ポイント還元率1.0%以上!高還元の法人カード決定版
ポイント還元率の高い法人カードを選ぶのであれば、還元率は1.0%を超えるカードを選びたいですよね。
法人カードの還元率は個人用のカードに比べて低くなっていることも多くなっていますが、高還元でポイントを貯められる優秀な法人カードも発行されています。
ここでは、ポイント還元率1.0%以上で利用することができる、高還元率の法人カードをご紹介します。
EX Gold for Biz
- 常に通常カードよりも20%ポイントが優遇
- 年間の利用金額に応じて最大1.1%還元
- ポイントはマイルにも交換可能
ポイント還元率にこだわって法人カードを作るのであれば、1番に候補に挙がってくるカードが「EX Gold for Biz」です。
EX Gold for Bizでは、常に通常のオリコカードよりも20%ポイントが優遇されており、通常還元率0.6%での利用が可能となっています。
また、年間の利用金額に応じて翌年1年間のポイント還元率がアップする特典があり、最高年間200万円以上の利用で次年度1.1%の還元率でのカード利用が可能です。
ポイントは使い勝手のいいオリコポイントに相互交換することが可能となっており、マイルにも有利なレートで交換することができます。
VISA/Mastercardのゴールドカード特典をうけることもできますので、充実したビジネスサポートをうけたい方にも最適です。
楽天ビジネスカード

- 使い勝手のいい楽天ポイントを1.0%還元
- 楽天プレミアムカードの追加カードとして格安発行
- 楽天市場ではいつでも3倍還元
経費支払いで使い勝手のいい共通ポイントを貯めたい方には「楽天ビジネスカード」がおすすめです。
楽天ビジネスカードの利用では、100円に1ポイントの楽天ポイントを貯めることが可能となっており、経費支払いで1.0%の高還元率でポイントを貯められます。
楽天市場での利用ではいつでも3倍還元でポイントを貯めることができますので、ネット通販をお得に活用したいという方にもおすすめです。
楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカードの追加カードとして格安発行することが可能となっており、カードの保有には楽天プレミアムカードが必須です。
「楽天プレミアムカード入会キャンペーン完全攻略!最大15,000ポイントGET!」で解説しているように、お得なキャンペーンで個人用・法人用のカードを一緒に手に入れてみるのもいいのではないでしょうか。
ラグジュアリーカード ブラック 法人口座決済用

- どこで利用しても還元率1.25%
- 最強ステータスの金属製法人カード
- リムジン送迎・コース料理1名分無料など豊富なダイニング特典
還元率1.25%のラグジュアリー法人ブラックカードはとにかく還元率にこだわっている方におすすめ。
貯めたポイントは、1ポイント=5円計算で、Amazonギフト券、itunesコード、楽天Edy、WAON、キャッシュバックなどと還元率通りに交換できます。
上記の現金同様に利用できる電子マネー等を還元率通りに交換できる法人カードは、ほとんどないのでより一層、魅力的に感じますね。
限度額も初回から300万円で設定されることも多いです、6ヵ月利用毎に限度額交渉もできるので毎月経費の支払いが多い方にもおすすめです。
使い勝手のいいポイントを貯めたい!ポイントの使い道が優秀な法人カード
ポイント還元率で法人カードを選ぶのであれば、ポイントの使い道にも注目をしておくことが重要です。
共通ポイントやマイルに交換することができるポイントであれば、経費支払いで貯まったポイントを最大限有効に活用することが可能となっているのですね。
ここでは、使い勝手のいいポイントを貯めることができる、おすすめの法人カードをご紹介します。
JCB法人カード
- 年間の利用金額に応じて次年度最大0.75%還元
- セブン-イレブンで1.5%還元が可能
- ポイントはディズニーのチケットにも交換可能な使い勝手
ポイント還元率とカードの機能とのバランスが取れた法人カードを求めている方には「JCB法人カード」がおすすめです。
JCB法人カードは「JCBスターメンバーズ」が適用されますので、年間の利用金額に応じて次年度の還元率が最大0.75%還元になる特典があります。
「JCBオリジナルシリーズパートナー」ではいつでもポイントアップの特典をうけることが可能となっており、セブン-イレブンで1.5%還元など身近な店舗でお得にポイントが貯まります。
ポイントの使い勝手は幅広くなっており、人気の商品券や共通ポイントだけではなくディズニーのチケットにも交換可能な、使い勝手のいいポイントです。
JCB法人カードは手厚い内容の国内外の旅行保険が付帯しますので、出張の多い企業の法人カードにもおすすめです。
三井住友ビジネスカード for Owners
- マイ・ペイすリボの手数料が1円でもあればポイント2倍
- マイ・ペイすリボの登録・年に1回以上の利用で年会費無料
- 年間の獲得ポイント1,000ポイントごとにボーナスポイント
コストを抑えて、かつポイント還元率の高い法人カードを利用したい方には「三井住友ビジネスカード for Owners」がおすすめです。
三井住友ビジネスカード for Ownersでは、マイ・ペイすリボの手数料が1円でもある月にはボーナスポイントが付与され、ポイントがいつでも2倍になる特典があります。
マイ・ペイすリボの支払い金額は自由に設定することができますので、最小のリボ手数料で最大のポイント還元率で利用することができます。
マイ・ペイすリボに登録のうえ、年間1回でも利用があれば年会費が無料になる特典がありますので、コストをかけずにカードを利用することができるのですね。
また、年間の獲得ポイント1,000ポイントごとに100ポイントのボーナスポイントが付与されますので、最大0.55%還元でポイントを貯めることも可能です。
マイルもお得に貯まる!マイル還元率1.0%以上の法人カード
ポイント還元率の高い法人カードを探す際には、ポイントの使い道にも注目が必要となります。
とくに、社長が貯めるポイントの使い道としておすすめなのが、各種特典航空券に交換することができるマイルを貯めることができるカードです。
ここでは、マイル還元率1.0%以上で利用することができる、おすすめの法人カードをご紹介します。
アメックスビジネスゴールド
- ANAをはじめとした15社の航空マイルが最大1.0%還元
- アメックスならではの手厚い空港サービスを利用可能
- ビジネス・ダイニングbyぐるなびで一部プラチナサービス
ANAマイルをお得に貯めたい方には「アメックスビジネスゴールド」がおすすめとなっています。
アメックスビジネスゴールドでは、税別3,000円の「メンバーシップリワード・プラス」に登録することで、最大1.0%還元で15社の航空マイルを実質無期限で貯めることができます。
ANAマイルへの交換にのみ、税別6,000円の移行手数料が必要となりますが、ポイントを1.0%還元でANAマイルに交換することが可能です。
空港ラウンジサービスや空港ポーターサービスなど、アメックスならではの空港サービスも充実しており、特典航空券を利用しての旅行の際にも最強の特典を利用することができるのですね。
「ビジネス・ダイニングbyぐるなび」では、ダイニングの手配にのみコンシェルジュのサービスを利用できますので、接待や会食の際にも大きなメリットを発揮するのですね。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- セゾンマイルクラブでJALマイル最大1.125%還元
- コンシェルジュ・プライオリティパスも利用可能
- 年間200万円以上の利用で次年度年会費が半額
JALマイルをお得に貯めたい方には「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでは、税別5,000円の「セゾンマイルクラブ」が無料で付帯し、通常0.5%還元の永久不滅ポイントの代わりに1.0%還元でJALマイルを貯められます。
さらに、2,000円に1ポイントの永久不滅ポイントもボーナスポイントとして付与されますので、永久不滅ポイントもマイルに交換して最大1.125%還元で利用することができます。
コンシェルジュ・プライオリティパスも付帯したコスパ最強のプラチナカードとなっており、特典航空券を利用した旅行の際にも最強の環境で空港を利用することが可能です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年間200万円の利用で次年度年会費が半額になる特典があり、最安でビジネスプラチナを利用したい方にもおすすめです。
キャッシュバック派の方には高還元でキャッシュバックの法人カードも!
法人カードの経費支払いでは、ポイント還元率の高い法人カードよりもキャッシュバック還元をうけたいと思っている方も多いでしょう。
ここでは、高還元・キャッシュバックで利用することができる、優秀な法人カードをご紹介します。
JCBビジネスプラス法人カード

- 最大3.0%還元でのキャッシュバックが可能
- 必要枚数のETCカードを無料で発行可能
- 税別96円の格安年会費で優秀なガソリンカードを追加可能
カードの利用で高還元でのキャッシュバックをうけたい方には「JCBビジネスプラス法人カード」がおすすめです。
JCBビジネスプラス法人カードでは、月間の利用金額に応じて、旅費・交通費・出張費の支払い分に対して最大3.0%還元のキャッシュバックをうけることができます。
高速代やガソリン代、そして新幹線やホテル代などの出張費に対してキャッシュバックをうけることができますので、社用車の多い法人・出張の多い法人にもおすすめです。
JCBビジネスプラス法人カードでは、本カード1枚に対して必要枚数のETC専用カードを無料で発行することができますので、コストを抑えてETCをフル活用することができます。
さらに、税別96円の格安年会費で「エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード」を追加可能となっており、お得な会員価格での給油も可能となっています。
ポイント還元率の高い法人カードを使えば経費支払いでガンガン得できる
法人カードを利用することで、経費管理を一元化することができるだけではなく、経費支払いでガンガン得をすることができるのが大きなメリットです。
- ポイント還元率だけではなく交換先にもこだわろう
- 還元率とカードのサービスのバランスにも注意
- マイル交換に利用できるポイントはお得!
ポイント還元率の高い法人カードを選ぶ際には、使い勝手のいいポイントが貯められるカードを選択することで最大のメリットをうけることができます。
ビジネスサポートや付帯サービスなど、還元率だけではなく法人カードとしてのサービスのバランスも気をつけて選択することが重要です。
法人カードの経費支払いで得たポイントをマイルに交換できるカードは、とくにお得にポイントを活用することができるのですね。