フリーターにおすすめクレジットカード厳選5枚!フリーターも審査に通る?
2022年に発表された資料によると、現在パート・アルバイトで生計を立てている非正規雇用の方の数は1,474万人にも上るそうです。
この統計の中には、すでに結婚をされている主婦の方も含まれていますが、フリーターの方の数も非常に多くなっていることが想像できます。
フリーターの方にとって、困ってしまうのがクレジットカードなどの申込みをする際の「審査」でしょう。
やはり「安定した収入」とは言えないフリーターの方では、正社員の方と比べてクレジットカードの審査に通りにくい傾向があります。
ここでは、フリーターの方がクレジットカードを作る方法と、フリーターの方にもおすすめの厳選クレジットカードについて解説していきましょう。
目次
フリーターに人気のクレジットカード厳選5枚
結論からいうと、フリーターの方でもクレジットカードを作ることを諦める必要がありません。
クレジットカードの中には、申込みの門戸を広く開いており、フリーターの方でも問題なく申込みをすることができるカードがあります。
ここでは、特にフリーターの方におすすめの厳選クレジットカード5枚をご紹介していきましょう。
ACマスターカード
- パート・アルバイトOKと公式サイトに明記!
- 消費者金融系クレカ独自の審査基準
- リボ専用カードだから作りやすい
ACマスターカードは、消費者金融大手のアコムが発行するクレジットカードです。
一定の収入があれば、パート・アルバイトの方でも申し込み可能と公式サイトに明記されており、フリーターの申し込みも歓迎していることが分かります。
消費者金融としての経験を活かした独自の審査基準で審査がおこなわれており、クレヒスの浅いフリーターでも審査通過の可能性が高いカードです。
また、ACマスターカードはリボ専用カードですので、手数料収益が見込めることから積極的に会員募集がおこなわれていると考えられます。
プロミスVISAカード
年会費 | 永年無料 | |
---|---|---|
家族カード | - | |
ETCカード年会費 | 初年度無料、2年目以降550円(税込) ※年1回以上の利用で翌年無料 | |
国際ブランド | Visa | |
還元率 | 0.5〜7% | |
申込資格 | 年齢18~74歳の本人に安定した収入のある方(高校生は除く) |
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※即時発行ができない場合があります。
- 勤務先への在籍確認は原則不要
- 多機能型のプロミスカード
- カード利用でVポイントが貯まる
プロミスVisaカードは、消費者金融大手のプロミスと三井住友カードが提携して発行するクレジットカードです。
原則、勤務先への在籍確認の電話なしで申し込みができますので、アルバイト先に電話をかけてほしくないフリーターなどの方にもおすすめできます。
1枚のカードでクレジットカードとカードローンのどちらも利用できる多機能型のプロミスカードとして、カードの利用ではVポイントを貯めることが可能です。
年会費は永年無料ですので、初めてのクレジットカードとしても作りやすいですね。
Tカード プラス(SMBCモビット next)
- 消費者金融系クレカ独自の審査基準
- クレカ利用、カードローンの両方でポイントが貯まる
- モビットのカードとは気づかれにくい
Tカード プラス(SMBCモビット next)は、消費者金融系クレジットカード独自の基準で審査がおこなわれますので、収入の少ないフリーターでも審査通過できる可能性があります。
クレジットカードとカードローン、Tポイントカードの3つの機能が付いた多機能カードとなっており、クレジットカードでのお買い物だけではなく、カードローンの利用・返済でもTポイントを貯められます。
カードのデザインはクレジットカード機能付きTカードとほぼ同様ですので、モビットのカードであることがバレにくい点も嬉しいですね。
※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります。
JCBカードW
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
家族カード | 無料 | |
ETCカード年会費 | 無料 | |
国際ブランド | JCB | |
還元率 | 1〜10.5% | |
申込資格 | 高校生を除く18歳〜39歳までの方 |
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。
- 信頼度の高いJCBプロパーカード
- 年齢制限付きカードだから作りやすい
- いつでも通常のJCBカードの2倍ポイントが貯まる
JCBカードWは、18歳〜39歳までの方が申し込みできる、年齢制限付きのJCBプロパーカードです。
10代〜30代までにターゲットを絞ったWeb申し込み限定のカードであることから、若者の申し込みを歓迎していると考えられますので、フリーターでも申し込みしやすいでしょう。
カードの利用では、いつでも通常のJCBカードの2倍の還元率でポイントを貯められますので、高還元率のクレジットカードを探している方にもおすすめです。
信頼度の高いJCBのプロパーカードでありながら年会費無料ですので、長く使えるメインカードを探している方にもおすすめできます。
三井住友カード(NL)
年会費 | 永年無料 | |
---|---|---|
家族カード | 永年無料 | |
ETCカード年会費 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用があった場合は年会費無料 | |
国際ブランド | Visa、Mastercard® | |
還元率 | 0.5〜7% | |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の方 |
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。 ※即時発行ができない場合があります。
- ポイントアップ特典が豊富
- セキュリティにも配慮されたナンバーレスカード
三井住友カード(NL)は、年会費永年無料のナンバーレスタイプの三井住友カードです。
お得なポイントアップ特典が豊富なので、コンビニでお得に使えるクレジットカードを探している方にもおすすめできます。
カードの表面・裏面のいずれにもカード番号の記載がないナンバーレス仕様ですので、盗み見による不正利用を防ぎ、安心・安全に利用することができます。
フリーターでも本当に審査は通る?
ここまで、フリーターの方におすすめのクレジットカードをご紹介してきましたが、気になるクレジットカードはありましたでしょうか?
一般的にはやはり正社員の方に比べてクレジットカードの審査に通りにくいといわれているフリーター。
ここでは、フリーターがクレジットカードの審査をうける際に知っておくべきポイントを解説していきましょう。
働いているアルバイト先で審査基準は変わる?
フリーターの方がクレジットカードの審査をうけるにあたって、心配になってしまうのが「アルバイト先で審査基準が変わるのか?」という点でしょう。
たとえば、誰もが知っているチェーン店のアルバイトと、社長含めて数名程度の個人商店のアルバイトでは、審査基準が変わってしまうのでしょうか?
結論から言うと、フリーターの方の審査にアルバイト先の規模の大小はそれほど影響しません。
クレジットカードの審査の際に、勤務体系は審査の判断基準になってきます。
アルバイト勤務よりも正社員の方が有利なのは正直な部分ですが、アルバイト勤務であればアルバイト先の違いは審査には影響しないと考えて良いでしょう。
しかし、クレジットカードの申込用紙にアルバイト先を記入する上では少し注意が必要な点があります。
フリーターの方の中には、派遣でのアルバイトをされている方もいるでしょう。
派遣でアルバイトをしている場合、たとえ派遣先が常駐で勤務している勤務先だとしても、アルバイト先は派遣会社になりますので間違えないようにしましょう。
また、チェーン店などの場合も、本店の住所や電話番号ではなく実際に勤務しているお店の住所と電話番号を記入する必要があります。
クレジットカードの審査の際には、必ずクレジットカード会社から勤務先への在籍確認の電話がかかってきます。
ですので、派遣先や本店などの住所や電話番号を記載してしまうと、在籍確認が取れずに審査に落ちてしまうということもあるのですね。
アルバイト先への在籍歴はどれくらい必要?
クレジットカードの審査の際には、年収よりも勤務先への勤続年数が重視される傾向があります。
なぜなら、年収が少ない方ならその年収に見合った限度額を設定することができますが、勤続年数が短くコロコロ仕事を変えてしまう方の場合では返済能力に疑問があると判断されてしまうからなのですね。
それではアルバイト先への在籍歴はどのくらい必要なのかという点ですが、約6ヶ月以上在籍しているアルバイト先であれば安定した収入と判断されると思って良いでしょう。
アルバイトをはじめて3か月以内でクレジットカードの申込みをしてしまうと、まだ研修期間中であると判断されてしまい、審査に不利になってしまうこともあります。
また、フリーターの方の中には、複数のアルバイト先を掛け持ちしている方もいるでしょう。
アルバイト先が複数ある場合には、収入の大小で申込書に記入するアルバイト先を決めるのではなく、在籍年数が長い方のアルバイト先を記入した方が有利です。
その際に記入する年収記入欄には、複数のアルバイトを合算した年収を記入しても問題ありません。
審査に通るコツはある?
それでは、フリーターの方がクレジットカードの審査をうける際に、審査に通るコツはあるのでしょうか?
まず、クレジットカードの審査の基準を考えてみましょう。
クレジットカードの審査の際は、
- 年齢
- 年収
- 勤務体系
- 他社クレジットの利用状況
といった点を判断基準にして審査が行われます。
勤務体系としては、フリーターとしての勤務になりますので、深く考えることはありません。
審査に年齢が関係あるのか?という点ですが、18歳以上申込み可能なクレジットカードの場合、18歳を超えていれば審査に影響は少ないでしょう。
ただし、未成年の方がクレジットカードを作る場合には保護者の方の同意が必要となりますので注意が必要となります。
また、審査の際に大きな判断基準になってくるのは「年収」です。
とはいえ、フリーターの方の場合は年収の目安として100万円を超えていれば問題はないでしょう。
フリーターの方がクレジットカードの審査を通すために気を付けておかなくてはならないのが、他社クレジットの利用状況です。
フリーターの方の場合、あまり複数のクレジットカードを保有することは難しくなってしまいます。
一般的には、3枚~4枚以上のクレジットカードを保有している場合、フリーターの方が新規のクレジットカードを作成するのは難しいと考えて良いでしょう。
狙っているクレジットカードが有る場合には、不要なクレジットカードを解約するなどして審査をうけるようにした方が無難だといえます。
限度額も審査に影響する?キャッシング枠は?
フリーターの方がクレジットカードの審査を通す場合に、もうひとつ審査を通すコツとなるのが希望限度額を低く申込みをすることです。
どうせクレジットカードを作るのであれば、できるだけ限度額が高い方が良いと思ってしまうかも知れませんね。
しかし、クレジットカードの審査の際には、希望する限度額が高いほど審査の難易度は高くなってしまいます。
特に、申込みの際に同時に申込むことができる「キャッシング枠は希望無し」で申込みをしておいた方が安全です。
1度クレジットカードの審査に通過してしまえば、利用状況によって増枠ができることもありますし、希望した限度額以上の限度額が設定されることも充分にあります。
実際にあった例では、フリーターで150万円程度の年収の方でもショッピング枠が50万円・キャッシング枠25万円という例もありました。
とにかく、フリーターの方がクレジットカードを申込む場合には、ショッピング枠を少なくして、審査の通過を第1に考えて申込みをした方が良いのですね。
クレジットカードが作れないフリーターの特徴!審査落ちの原因を知っておこう
クレジットカードの審査落ちの理由を教えてもらうことはできませんが、クレジットカードが作れないフリーターには次のような共通した特徴があります。
- 信用情報に傷がある
- 申し込み条件が自分に合っていない
- 複数のクレジットカードを申し込みしている
フリーターがクレジットカードを作る前には、クレジットカードが作れないフリーターの特徴に自分が当てはまっていないかを確認しておきましょう。
信用情報に問題がある
クレジットカードの審査に落ちてしまう原因の多くが、信用情報に問題があるケースです。
信用情報とは、クレジットカードやカードローンの利用や支払いに関する情報や、申し込み内容などの情報を指します。
信用情報は、信用情報機関に登録され、審査の際に参照されています。ですので、過去にクレジットカードやカードローンの支払いに遅延や未払いがある方など、信用情報に問題がある方は審査落ちの可能性が高くなってしまいます。
また、これまでにクレジットカードやカードローンを利用したことがないという方も、スマートフォンの本体代金の分割支払いに注意が必要です。
スマートフォンの本体代金を毎月の分割払いにしている場合、携帯電話料金の支払いに遅延や未払いがあると、信用情報機関に遅延情報が登録されてしまい、審査落ちの原因になってしまいます。
クレジットカードの申し込み条件に該当しない
ゴールドカードやプラチナカードを申し込みし、審査に落ちてしまった場合は、自分の属性情報がクレジットカードの申し込み条件に該当していない可能性があります。
クレジットカードの審査では、信用情報と属性情報が重視されます。
信用情報 |
クレジットカードやカードローンの利用や支払いの履歴 |
属性情報 |
年収や家族構成などの返済能力に関わる情報 |
ゴールドカードやプラチナカードの一部のカードでは、申し込み条件に年収の要件が設定されているカードもあります。
また、グレードの高いカードは審査基準も厳しくなりますので、まずは下位カードから作成してクレヒス(クレジットヒストリー)を積むことも重要です。
多重申し込みになっている
短期間に複数枚のクレジットカードに申し込みをし、多重申し込みの状態になっている方は審査落ちのリスクが高まります。
審査の際に参照される信用情報には、クレジットカードやカードローンの利用状況だけではなく、申し込み情報も登録の対象です。
ですので、一般的には正社員よりも収入が安定しにくいフリーターが複数枚のクレジットカードを申し込みした場合、返済能力を疑われてしまい、審査落ちの原因になってしまう可能性があります。
信用情報機関に申し込み情報が保管される期間は6ヵ月間ですので、クレジットカードの申し込みは半年に1枚程度にしておくようにしましょう。
フリーターのクレジットカード申し込みに対する不安を解消!
ここでは、フリーターがクレジットカードを申し込みする際に感じる不安を解消していきます。
クレジットカードの申し込みに在籍確認はある?
クレジットカードの審査の際に在籍確認の電話は必須ではありません。
在籍確認とは、申し込みフォーム等に入力した勤務先で実際に働いているかどうかを確認するための電話を指します。
在籍確認の際には、クレジットカード会社の担当者が個人名で電話をかけてくれますので、クレジットカード会社からの電話であることを知られる心配はありませんが、バイト先に電話がかかってくること自体が迷惑と感じる方もいるでしょう。
最短30秒から数分で発行できる即時発行のクレジットカードの場合、在籍確認の電話が省略されるケースが多くなっています。
バイトを始めたばかりで年収が分からない
バイトを始めたばかりで年収が分からない方は、今までもらった平均的な給料の12ヵ月分で計算すれば大丈夫です。
また、バイト代から所得税が引かれている方の場合、手取りの金額ではなく、総支給の金額で年収を計算しましょう。
年収が高いほど審査には通過しやすくなりますが、虚偽の申告はそれだけで審査落ちの原因になってしまいますので絶対にやってはいけません。
派遣のバイトの場合の勤務先の記入方法
派遣のバイトをしている方の場合、派遣先ではなく、派遣元の会社を勤務先として記入します。
また、派遣のフリーターの場合では、基本的には在籍確認は省略されるケースが多くなっています。
近年では、フリーターの方でも作れるクレジットカードは少なくない!
冒頭でも述べたように、2022年現在でパート・アルバイトの方の人口は1,400万人を超えるという統計になっています。
パート・アルバイトとして働く方の中には兼業主婦として働く方も含まれていますが、それにしてもフリーターとして働く方の人口も相当数であることが考えられます。
こうした、非正規雇用の方の増加は、先の見えない不景気による社会問題のひとつでもありますが、フリーターという働き方もひとつの雇用の形となっているのですね。
ですので、クレジットカード会社としても、フリーターの方からの申込みをシャットアウトしてしまえば、多くの機会損失に繋がってしまうことになります。
こうした背景もあり、近年ではフリーターの方の申込みを歓迎しているクレジットカードも少なくないのです。