家計の中でも毎月のランニングコストとして必要になってくる経費のひとつが電気料金です。

 

近年では、オール電化の家庭も増えており、電気料金をできるだけ節約したいと頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

 

電気料金の支払いを極力お得にしたいのであれば、東京電力がDCカードと提携して発行する「TEPCOカード」がおすすめです。

 

2017年4月にリニューアルしたばかりのTEPCOカードは、東京電力の発行していた「Switch!カード」がリニューアルしたカードとなっています。

 

今回は、電気代の節約に一役買ってくれるクレジットカード・TEPCOカードの特徴やメリット・デメリットを徹底解説していきましょう。

TEPCOカードはこんな方におすすめ

東京電力とDCカードが提携して発行しているクレジットカードがTEPCOカードです。

 

TEPCOカードの最も大きな魅力となっているのが、東京電力の電気料金支払いの際のポイント還元です。

 

TEPCOカードでは、カードを利用した電気料金の支払いで、獲得ポイントが最大5倍になる特典があります。

 

ですので、

 

東京電力を利用している方
電気料金をお得に支払いをしたい方

 

このような条件を満たした方には非常におすすめできるクレジットカードとなっているのですね。

 

また、TEPCOカードは自動付帯で最高2,000万円の旅行傷害保険が付帯しているなど、クレジットカードの機能としても非常に優秀なカードとなっています。

 

電気料金をお得に支払いできるだけではなく、メインのクレジットカードとしても充分に利用可能なカードとなっているのですね。

TEPCOカードの入会キャンペーン

TEPCOカードでは、カードの入会でもれなく2,500円相当のポイントがプレゼントされるキャンペーンを開催しています。

 

キャンペーン期間

TEPCOカードの入会キャンペーンは、2018年1月31日までの入会分が対象となっています。

 

キャンペーン詳細

TEPCOカードの入会キャンペーンでは、期間中にTEPCOカードに入会した本人会員に、もれなく2,500円分のポイントがプレゼントされるキャンペーンを開催しています。

 

キャンペーンでプレゼントされるポイントは、DCハッピープレゼント500ポイントとなっており、カードの入会後3か月後の月末までに付与されます。

 

ポイントの加算時点でTEPCOカードを退会していた場合にはキャンペーンプレゼントの対象となりませんので、注意が必要です。

 

入会キャンペーンで獲得したDCハッピープレゼントは、各種商品・金券・他社の共通ポイントに交換して利用することができます。

TEPCOカードの特徴

TEPCOカード

 

東京電力とDCカードが提携して発行するTEPCOカード。

 

TEPCOカードの年会費は、初年度無料・2年目以降1,375円(税込)で利用することができます。

 

家族カード追加の場合も初年度の年会費は無料となり、2年目以降は家族会員1枚当たり440円(税込)で利用できます。

 

ETCカードの利用には、年会費は必要ありませんが、1,100円(税込)の新規発行手数料が必要です。

 

TEPCOカードの発行の際には、VisaもしくはMastercardのいずれかの国際ブランドを選択することができます。

 

国際ブランドによるサービスの違いなどはありませんので、好みで国際ブランドを選択しても問題ありません。

 

いずれの国際ブランドでも、世界的な加盟店のシェアは非常に大きくなっていますので、海外の利用でも困ってしまうことは少ないでしょう。

TEPCOカードの還元率

TEPCOカードの利用では、1,000円につき1ポイントのDCハッピープレゼントを貯めることができます。

 

DCハッピープレゼントは、1ポイント約5円として各種商品・金券・共通ポイントへの交換に利用することができますので、通常還元率は0.5%と言うことになりますね。

 

DCハッピープレゼントの付与は、月間の累計利用金額から計算されますので、ポイントにならずに切り捨てられてしまう端数は最大でも999円と効率的です。

 

ポイントの有効期限が獲得から3年間と長期間になっている点も嬉しいですよね。

 

TEPCOカードでは、電子マネーのチャージでのポイント付与には対応していません。

 

また、TEPCOカードはApple Payにも対応していませんので、電子マネーとの相性はあまり良くないクレジットカードであると言えますね。

会員ランクとポイントの交換先

TEPCOカードの最も大きなメリットとなっているのが、東京電力の電気料金の支払いでの最大5%のポイント還元です。

 

毎月のランニングコストとして必要になってくる電気料金の支払いをお得にすることができますので、非常に大きなメリットになりますよね。

 

TEPCOカードでのポイント優遇率は、TEPCOカードの会員ランクによって異なります。

 

TEPCOカードの会員ランクの決定方法は、年間のカードの利用金額電気料金などの支払い金額電気料金プランなどのいずれかの条件を満たすことで会員ランクが決定します。

 

ここでは、TEPCOカードの会員ランクの条件をまとめておきましょう。

 

 

倍率

年間カード
利用金額

電気料金等の
支払い金額

電気料金プラン
(従来)

電気料金プラン
(自由化)

カード所有条件

ダイヤモンド

5倍

100万円以上

50万円以上

 

 

ゴールドカード

プラチナ

4倍

50万円以上

30万円以上

電化上手プラン

プレミアムプラン

 

ゴールド

3倍

30万円以上

 

 

スマートライフプラン

 

シルバー

2倍

10万円以上

 

従量電灯B/C

おトクなナイト8/10

その他のプラン

スタンダード

夜トクプラン

その他のプラン

 

ブロンズ

1倍

10万円未満

 

 

 

 

 

このように、TEPCOカードの会員ランクの条件は一見すると複雑ですが、

 

カード年間利用金額
電気料金などのTEPCOの年間利用金額
電気料金プラン
カード種類

 

いずれかの条件を1つでもクリアしておけば、東京電力の電気料金の支払いでのポイント還元率が有利になってくるのですね。

 

最大5倍のポイント還元をうけることができるダイヤモンド会員になるためには、

 

年間100万円以上のショッピング利用
電気料金などの年間50万円以上の支払い
ゴールドカードの所持

 

のいずれかの条件を満たしておけば、ダイヤモンド会員の資格を取得することが可能です。

 

この中でも、最もハードルが低いのが年間100万円のショッピング利用となっていますが、ゴールドカードを取得しておけば問答無用でダイヤモンド会員資格を取得することができると言うのも大きいですよね。

DCハッピープレゼントの交換先

TEPCOカードの利用では、DCカードの「DCハッピープレゼント」を貯めることができます。

 

DCハッピープレゼントは、各種商品・金券・他社の共通ポイントへの交換をすることが可能な便利なポイントとなっています。

 

ここでは、特にお得なDCハッピープレゼントの交換先をまとめておきましょう。

 

 

DCハッピープレゼント

交換先

三菱UFJニコス
ギフトカード

1,050ポイント

5,000円分

2,050ポイント

10,000円分

3,000ポイント

15,000円分

4,000ポイント

20,000円分

5,000ポイント

25,000円分

Tポイント

500ポイント

2,250ポイント

nanacoポイント

500ポイント

2,500ポイント

楽天ポイント

500ポイント

2,500ポイント

デルタスカイマイル

500ポイント

1,250マイル

JALマイル

500ポイント

1,250マイル

 

この表を見てもらえばわかるように、やはりギフト券への交換では三菱UFJニコスギフトカードへの交換が最も効率的です。

 

三菱UFJニコスギフトカードに交換する際には、3,000ポイント以上ポイントがまとまってから交換した方が、1ポイントあたりの価値が5円となりますのでお得になります。

 

また、Tポイントへの交換では若干レートが悪くなりますが、楽天ポイント・nanacoなどの人気の共通ポイントへも1ポイント=5円として交換できるのは嬉しいですよね。

 

デルタスカイマイル・JALマイルへの交換もできますので、東京電力のポイント5倍で貯めたポイントをマイルに交換すれば、有利にポイントを貯めることができます。

TEPCOカードの申込資格・限度額

TEPCOカードを申込むことができるのは、18歳以上で安定した収入のある方、または高校生を除く18歳以上の学生の方となっています。

 

パート収入の方でも安定した収入と判断されますので、パート主婦の方でも申込みのできる、門戸の広いカードであると言えるでしょう。

 

TEPCOカードの審査を行うのは信販系クレジットカード会社のDCカードとなりますので、審査のハードルとしても平均的であると考察することができます。

 

TEPCOカードの限度額は100万円までとなっており、申込者の属性などによって初期利用限度額が設定されます。

TEPCOカードの付帯保険

TEPCOカードには、利用付帯で最高2,000万円の国内旅行傷害保険に加え、自動付帯で最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。

 

年会費1,000円台のクレジットカードとしては最低限以上の付帯保険が用意されているのも、TEPCOカードの魅力のひとつと言っても良いでしょう。

海外旅行傷害保険

死亡・後遺傷害

最高2,000万円

傷害治療

最高50万円

疾病治療

最高50万円

救援者費用

最高100万円

携行品損害

年間100万円

賠償責任

最高2,000万円

 

TEPCOカードの海外旅行傷害保険では、最高2,000万円の補償が自動付帯で補償されています。

 

また、傷害・疾病治療にも50万円の補償が用意されていますので、他のクレジットカードとの併用で補償の上乗せ用のカードとして利用することも可能です。

 

TEPCOカードの傷害・疾病治療の補償は、カードを持っているだけで付帯される自動付帯の補償ですので、他のクレジットカードの傷害・疾病治療と上乗せして利用することができるのですね。

ショッピング保険

TEPCOカードでは、カードを利用して購入した商品が万が一の盗難・破損などの損害を受けた場合に、損害額を補償してもらえるショッピング保険が付帯しています。

 

補償の対象となるのは商品の購入から90日以内となっており、年間の補償限度額は100万円となっています。

TEPCOカードの付帯サービス

TEPCOカードは東京電力とDCカードが提携して発行しているクレジットカードです。

 

ですので、TEPCOカードではDCカードが提供している付帯サービスを利用することができます。

 

ここでは、海外旅行の際に特に力を発揮する、TEPCOカードの付帯サービスの内容をご紹介していきましょう。

海外アシスタンスサービス

TEPCOカードの付帯サービスの中でも、特に海外旅行の際に役立つサービスとなるのは「海外アシスタンスサービス」です。

 

TEPCOカードでは、世界の主要都市に設置されている「ハローデスク」で海外アシスタンスサービスを利用することができ、海外旅行中のサポートをうけることができます。

 

海外アシスタンスサービスでは、現地の都市情報の収集・フライト・ホテルの案内などのサービスをうけることができます。

 

また、一部有料のサービスとはなりますが、ホテルやレストランの予約やオプショナルツアーの手配なども利用することが可能です。

 

それだけではなく、急病時やパスポート紛失などのトラブル時に利用できるエマージェンシーサービスも用意されていますので、不安な海外旅行中の安心に繋がりますよね。

 

無料で付帯している海外デスクとしては、TEPCOカードの海外アシスタンスサービスは非常に優秀なサービスであると言えるでしょう。

ツアーデスク

海外旅行の際に面倒な手続きとなるのが、チケットやツアーの手配ではないでしょうか。

 

TEPCOカードでは会員専用のツアーデスクを利用することができますので、海外旅行の手配の際に非常にスムーズにツアーの予約をすることができるのですね。

 

豊富なツアープランが用意されているツアーデスクでは、WEBまたは電話での申込みで来店不要でお得なツアーを手配することができます。

 

TEPCOカードでツアーデスクを利用すると、国内外のツアー商品が5%オフになる優待割引もありますので、よりお得に旅行を楽しむことが出来るのですね。

ふらっと・ぷらっと

TEPCOカードでは、国内の主要空港・海外の主要都市の店舗で利用することができる優待ガイド「ふらっと・ぷらっと」を利用することができます。

 

ふらっと・ぷらっとを提示のうえ、TEPCOカードを利用して支払いをすると、店舗ごとの割引やプレゼントなどの特典をうけることができます。

 

ふらっと・ぷらっとは世界の主要都市のショッピングやダイニングなどでも利用することができますので、海外旅行の際にお得に利用することができますね。

TEPCOカードのメリット

TEPCOカードの最も大きなメリットとなっているのが、東京電力の電気料金の支払いで最大5倍のポイント還元をうけることができるポイント優待です。

 

比較的簡単な条件で最大ポイント5倍のダイヤモンド会員資格を取得することができますので、電力会社に東京電力を利用している方には大きなメリットとなりますよね。

毎月の電気料金のランニングコストを節約することができる

TEPCOカードの会員ランクをダイヤモンド会員にアップグレードすることで、毎月のランニングコストになる電気料金の支払いで最大5倍のポイント優遇を受けることができます。

 

ダイヤモンド会員取得の条件としては、

 

年間100万円以上のショッピング利用
電気料金などのTEPCO年間取引額が50万円以上
ゴールドカードの所持

 

以上の条件のうち、いずれかひとつの条件を満たせば、東京電力での電気料金の支払い分のポイントが5倍になり、2.5%の還元率でポイントを貯めることができます。

 

年間のショッピング金額・TEPCO年間取引額の集計期間は毎年4月〜翌年3月までの利用金額を集計し、翌年5月から1年間の会員ランクが決定されます。

 

毎月の電気料金の平均額としては、

 

2人世帯

約9,500円

3人世帯

約11,000円

4人世帯

約12,000円

5人世帯

約13,000円

 

このように、世帯の人数によっても異なりますが、4人世帯の場合は月間約12,000円程度の電気料金がランニングコストとしてかかっています。

 

TEPCOカードでダイヤモンド会員になった場合、月間300ポイント・年間3,600ポイントを電気料金の支払いのみで貯めることができるのですね。

 

クレジットカードをお得に利用するコツとなるのが、毎日の生活でお得に利用できるクレジットカードを選択することです。

 

生活するうえで必要な電気料金でお得にポイント還元できるTEPCOカードは、お得に使えるクレジットカードの要件を満たしているのではないでしょうか。

 

また、TEPCOカードを発行する際には東京電力の電気料金の支払い設定も簡単になっています。

 

東京電力の電気料金の設定は、申込時に東京電力のお客様番号を入力するだけで簡単に設定できますので、設定漏れでポイントをもらい損ねてしまうと言うこともないのですね。

TEPCOカードのデメリット

TEPCOカードのデメリットとなる点は、電子マネーとの相性が悪いと言う点に尽きるでしょう。

 

クレジットカードのポイントを効率的に貯めるコツとなるのが、クレジットカードと電子マネーを併用して極力クレジットカードでの支払いに集中させることです。

 

クレジットカードが使えない店舗やサービスでも、電子マネーが利用できるシーンは多くなっていますので、そうしたケースでは電子マネーで支払いをすることでポイントを効率的に獲得できるのですね。

 

しかし、TEPCOカードでは電子マネーへのチャージはできるものの、チャージによるポイント還元のメリットがありません。

 

TEPCOカードを利用する際には、電子マネーへのチャージでポイント還元があるサブカードを使用した方がお得にポイントを貯めることが可能なのですね。

TEPCOカードは電気料金専用カード、ゴールドカードもおすすめ

東京電力の電気料金の支払いで最大ポイント5倍の還元をうけることができるTEPCOカード。

 

毎月のランニングコストである電気料金でお得にポイント還元をうけることができるカードと言うことで、毎月放っておいてもポイントを貯めることができる優秀なカードとなっています。

 

最大5倍のポイントを獲得できるダイヤモンド会員には、年間100万円のカード利用などの比較的低いハードルで会員資格を取得することができます。

 

また、年会費11,000円(税込)のTEPCOカードゴールド会員には、問答無用でダイヤモンド会員資格が付帯しますので、非常にお得に利用することができます。

 

TEPCOカードでは、2018年1月31日までの期間限定で2,500円分相当のポイントをもらえるキャンペーンを開催していますので、この機会にカードをお得に手に入れましょう。