新規法人の方や、独立したての個人事業主の方にもおすすめの法人カードが「SBS Executive Business Card クラシック」です。

 

SBS Executive Business Card クラシックは、申込みの窓口の広い「三井住友ビジネスカード for Owners」に「SBS」の会員サービスを付帯したカードとなっています。

 

SBS会員は、ビジネス上の収納・支払・与信の代行のサービスが利用できるほか、「SHARE」での契約書作成のサービスなどをお得な会員価格で利用することができます。

 

決算書・登記簿謄本不要で申込みをすることが可能となっているほか、個人カードと同様にリボ払いや分割払いも可能で、柔軟に利用できるカードです。

 

今回は、はじめての法人カードにもおすすめの、SBS Executive Business Card クラシックの特徴・メリット・デメリットをご紹介します。

 

SBS Executive Business Card クラシックはこんな方におすすめ

 

三井住友ビジネスカード for Ownersの基本の機能に、士業マッチングサービス「SHARES」の特典などが付帯したカードがSBS Executive Business Card クラシックです。

 

三井住友ビジネスカード for Owners

三井住友ビジネスカード for Owners

 

三井住友ビジネスカード for Ownersは、三井住友カードの法人カードの中でも申込窓口の広いカードとなっており、個人用クレジットカード同様の手軽さで利用することができます。

 

  • はじめての法人カードを作りたい方
  • 個人用クレジットカードと同様の手軽さで利用したい方
  • ユニークなビジネスサポートを利用したい方

 

SBS Executive Business Card クラシックは、決算書・登記簿謄本不要で申込みすることが可能となっており、はじめての法人カードにもおすすめできるカードとなっています。

 

審査が甘い法人カードはある?設立1年目の会社OK法人クレジットカード」でも解説しているように、新規法人・の個人事業主の場合は審査に通過する法人カードの選択も重要です。

 

リボ払いや分割払いだけではなくキャッシングリボも利用することができますので、スタートアップ時のキャッシュフローにも非常に役立つカードとなっています。

 

SBS Executive Business Card クラシックでは、SBSの会員サービスとしてSHARESでの各種サービスをお得な優待料金で利用することができます。

 

法人での利用だけではなく、個人事業主のビジネスにおいても万全のサポートをうけることが可能となっているのですね。

SBS Executive Business Card クラシックの特徴

SBS Executive Business Card クラシック

 

三井住友カードとSBSが提携して発行するビジネスカードが、SBS Executive Business Card クラシックです。

 

通常、法人カードは一括払いのみのカードが多くなっていますが、SBS Executive Business Card クラシックではリボ・分割・キャッシングリボと個人向けカード同様に利用することができます。

 

SBS Executive Business Card クラシックの支払いスパンは最長56日後となっており、スタートアップ企業のキャッシュフローにも最適です。

 

SBS Executive Business Card クラシックの年会費は、

 

本会員 初年度:無料
2年目以降:11,000円(税込)
追加カード 初年度:無料
2年目以降:1,650円(税込)

 

と、初年度は年会費無料で利用することができます。

 

SBS Executive Business Card クラシックでは、ETCカード年会費も初年度無料・2年目以降:550円(税込)となっています。

 

ただし、年間1回以上のETCカードの利用でETC年会費が無料になる特典がありますので、社用車でETCカードを利用する方にもおすすめです。

 

SBS Executive Business Card クラシックの国際ブランドはVisaのみです。

 

Visaブランドは世界的な加盟店のシェアもNO.1となっていますので、国内外で便利に活用できるカードとなっているのですね。

SBS Executive Business Card クラシックの還元率

SBS Executive Business Card クラシックでは、月間の利用金額1,000円に1ポイント・0.5%の還元率で「ワールドプレゼントポイント」を貯めることができます。

 

ポイントの付与条件は月間の累計金額からの付与となりますので、毎月ポイントにならずに切り捨てられてしまう端数は最大でも999円と、ムダ無くポイントを貯められます。

 

ワールドプレゼントポイントの有効期限はポイントの獲得から2年間となっており、比較的ゆっくりとポイントを貯めることが可能です。

 

SBS Executive Business Card クラシックでは、電子マネーのチャージによるポイント付与はありませんが、「iD」を搭載しておりApple Payの登録用のカードとしても利用できます。

 

ただし、VisaブランドのカードとApple Payの相性は若干悪く、

 

  • Apple PayでのSuicaの利用
  • ネット・アプリでの利用

 

は、対象外となっていますので注意が必要です。

 

ただし、Apple Payでのリアル店舗での決済には対応していますので、普段の利用で困ってしまうことはないでしょう。

ポイントの交換先・お得な使い道

SBS Executive Business Card クラシックで貯めたワールドプレゼントポイントは、非常に幅広い交換先に1ポイント=5円として利用することができます。

 

ワールドプレゼントポイントの交換先の一例をご紹介します。

 

  必要ポイント 交換先
iDキャッシュバック 200ポイント 1,000円分
VJAギフトカード 1100ポイント 5,000円分
Amazonギフト券 200ポイント 1,000円分
iTunesカード 500ポイント 1,500円分
楽天ポイント 200ポイント 1,000ポイント
dポイント 200ポイント 1,000ポイント
au WALLETポイント 200ポイント 1,000ポイント
WAONポイント 200ポイント 1,000ポイント
ビックポイント 200ポイント 1,000ポイント

 

このように、各種ギフト券・共通ポイントに1ポイント=5円として交換することが可能となっています。

 

便利な使い道としては、iDキャッシュバックに交換することができますので、現金還元同様にポイントを活用することができます。

 

Apple Payの利用分に対してもキャッシュバックをうけられますので、Apple Payを利用している方にもおすすめです。

ANAマイルにも交換可能・経費支払いで特典航空券を目指そう

ワールドプレゼントポイントは、各種ギフト券や共通ポイントだけではなく、100ポイント=300マイルとしてANAマイルにも交換することができます。

 

マイル還元率は0.3%と決してレートは高くありませんが、マイルは特典航空券に交換することで1マイル2円〜5円で利用できます。

 

日本国内 5,000マイル〜
ソウル 12,000マイル〜
ホノルル 35,000マイル〜

 

このように、ANAマイルでは、比較的少額のマイル数で特典航空券を交換することができます。

 

経費の支払いで貯めたポイントで、特典航空券を交換してタダ旅行に出かけるというのもいいのではないでしょうか。

 

SBS Executive Business Card クラシックの申込資格・発行スピード

SBS Executive Business Card クラシックの申込み資格は、20歳以上の個人事業主もしくは法人代表者の方です。

 

法人カードの中には、

 

  • 登記後3年以上
  • 黒字決算の法人のみ

 

など、申込資格が設定されているカードもあり、新規法人・個人事業主の方は審査通過が難しいケースがあります。

 

SBS Executive Business Card クラシックは、申込時に登記簿謄本・決算書が不要となっており、申込者個人の信用情報を基準に審査が行われます。

 

個人の信用情報が審査基準になりますので、個人用のクレジットカードを持てる程度のクレヒスがあれば審査に通過することができるのですね。

 

審査に通過すると、平均して1週間〜2週間程度の発行期間でカードを取得することができます。

 

また、SBS Executive Business Card クラシックの限度額は10〜150万となっており、限度額にはあまり余裕があるカードとはいえませんね。

SBS Executive Business Card クラシックの旅行傷害保険

SBS Executive Business Card クラシックでは、必要最低限の海外旅行傷害保険が付帯しています。

 

国内旅行傷害保険は付帯していませんが、海外旅行傷害保険では利用付帯で最高2,000万円の補償を利用することが可能です。

 

ここでは、SBS Executive Business Card クラシックの海外旅行傷害保険の内容を詳しく解説します。

海外旅行傷害保険

保険適用条件 利用付帯
死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療 最高50万円
疾病治療 最高50万円
携行品損害 最高15万円
救援者費用 最高100万円
賠償責任 最高2,000万円

 

SBS Executive Business Card クラシックでは、利用付帯で最高2,000万円の海外旅行傷害保険を利用することができます。

 

ただし、海外での利用頻度の高い傷害・疾病治療の補償は最高50万円となっていますので、海外旅行の補償としては心細いですよね。

 

海外出張に出かける際には、「海外旅行傷害保険付きおすすめクレジットカード特集!自動付帯で補償が手厚い!」で解説しているような、補償の上乗せ用のカードを併用するようにしましょう。

ショッピング保険

SBS Executive Business Card クラシックでは、年間100万円までの海外利用分のショッピング保険が付帯しています。

 

海外加盟店で購入した商品の、購入日から90日以内の破損や盗難が補償の対象となっています。

 

国内利用分は対象となりませんが、よりリスクの高い海外でのショッピング保険を利用できるのは嬉しいですよね。

 

ショッピング保険の利用には、1事故あたり3,000円の免責金額が必要となります。

SBS Executive Business Card クラシックの付帯サービス

SBS Executive Business Card クラシックでは、三井住友ビジネスカード for Ownersの特典に加え、SBSの会員サービスを利用することができます。

 

SBSの会員サービスでは、グローバルWi-Fiの割引や、士業マッチングサービスのSHARESなどの優待をうけることが可能です。

 

ここでは、三井住友ビジネスカード for Ownersの付帯サービスの内容を詳しく解説します。

グローバルWiFiの20%OFF

 

SBS Executive Business Card クラシックでは、「グローバルWiFi」での海外レンタルWi-Fiをお得なSBS会員料金で利用することが可能です。

 

SBS会員料金では、

 

  • 受渡手数料無料
  • 利用料金20%オフ

 

と、お得な優待料金で利用することが可能となっています。

 

特に、ビジネス出張の際には海外レンタルWi-Fiは必須のサービスとなっており、海外ローミングサービスよりも格安でスマホやタブレットを利用することができます。

 

グローバルWiFiでは、レンタルWi-Fiだけではなく、翻訳機のオプションを利用することができますので、現地での会話に自信がない方にもおすすめです。

 

SHARESでのビジネスサポート

 

SBS Executive Business Card クラシックでは、士業マッチングサービス「SHARES」で、法務や労務の専門業務を有資格者に依頼することができます。

 

SHARESでは、1,000名以上の専門家がオンラインで待機しており、ビジネスのうえでのさまざまな法務・労務の業務をアウトソーシングすることができるのですね。

 

月額料金・成約時の手数料無料でサービスを利用することができますので、必要な書類の作成時などに都度買い切りで契約できるのは嬉しいですよね。

 

SBS会員の優待としては、

 

  • 利用規約の作成・チェック
  • 外国語の契約書の作成・チェック
  • 商標登録・特許申請

 

など、SHARESでのサービスの利用で5,000円のキャッシュバックをうけることが可能となっています。

 

新規法人の方や個人事業主の方では、士業との付き合いを持つのも難しい面がありますので、必要な時に必要な書類だけを依頼することができるのは嬉しいですよね。

Visaのビジネスサポート

SBS Executive Business Card クラシックでは、非常に幅広いVisaのビジネスサポートをうけることができます。

 

Visaのビジネスサポートでは、

 

  • エアライン&ホテルデスク
  • 法人カード会員専用「じゃらん.net」
  • 航空券チケットレス発見サービス
  • Visaビジネスオファー

 

など、特に海外出張の予約・手配に便利なサポートをうけることができます。

 

エアライン&ホテルデスクの特典では、電話1本で航空券と海外ホテルの手配をすることが可能となっており、面倒な出張の手配の手間を軽減することが可能です。

 

また、Visaビジネスオファーでは、事務用品や消耗品の優待割引を利用することができますので、ビジネスにかかる経費を削減することができるのですね。

 

プラスEX

SBS Executive Business Card クラシックでは、新幹線での出張に便利な「プラスEX」を利用することができます。

 

 プラスEXは、東海道・山陽本線の新幹線を、いつでもお得な会員価格で利用することができるサービスです。

 

オンラインで新幹線の予約・予約の変更を利用することが可能となっており、乗車時間の直前まで手数料無料で変更できますので、予定の変更の起こりがちなビジネス出張にも安心です。

 

乗車の際には、追加で発行されるEXカードのタッチで改札を通過することができますので、混み合った券売機に並ぶ手間なくスマートに乗車することができるのですね。

 

プラスEXの利用には、カード年会費に加えて1,100円(税込)の年会費が必要ですが、会員価格で新幹線を予約できますので、頻繁に出張に出かける機会のある方にはお得なサービスです。

SBS Executive Business Card クラシックのメリット

SBS Executive Business Card クラシックの大きなメリットとなるのが、経費決済でお得にポイントを貯めることができる点です。

 

三井住友カードのワールドプレゼントポイントは、使い勝手最強のポイントとして利用できますので、経費決済でお得に還元をうけることができるのですね。

 

ここでは、SBS Executive Business Card クラシックのメリットとなる点を解説します。

経費支払いでお得にポイントを貯められる

SBS Executive Business Card クラシックの利用では、0.5%の還元率でワールドプレゼントポイントを貯めることが可能です。

 

通常還元率は0.5%と平均的な還元率となっていますが、SBS Executive Business Card クラシックではさまざまなポイントアップの特典が用意されています。

 

SBS Executive Business Card クラシックでは、年間に1,000ポイントを獲得すると100ポイントのボーナスポイントが付与される特典があります。

 

また、リボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」の手数料が1円でも発生した月には、その月の利用金額すべてに1,000円に1ポイントのボーナスポイントが付与されるのですね。

 

マイ・ペイすリボの利用では、通常ポイントとボーナスポイントを合わせて1.0%のポイントを獲得することができますので、経費支払いでお得にポイントを貯めることができます。

 

マイ・ペイすリボは、毎月の支払い金額を設定することができますので、リボ手数料を最小に抑えてポイントアップの特典をうけることが可能です。

 

ポイントUPモールでネット通販もお得

SBS Executive Business Card クラシックでは、カード会員専用のインターネットモール「ポイントUPモール」でネット通販でもお得にポイントを貯められます。

 

ポイントUPモールでは、ショップごとのお得なポイント倍率でネット通販を利用可能です。

 

Amazon 2倍
楽天市場 2倍
Yahoo!ショッピング 2倍
LOHACO 3倍
エクスペディア 6倍
楽天トラベル 2倍

 

このように、Amazonや楽天市場などの人気のネット通販で、お得にポイントを貯めることが可能となっているのですね。

 

プライベートのお買い物だけではなく、ビジネスでの利用でも、1円でも安いネット通販を活用するのは基本です。

 

SBS Executive Business Card クラシックでは、さらにポイントもお得に貯められますので経費削減に大きな効果があるのですね。

 

SBS Executive Business Card クラシックのデメリット

SBS Executive Business Card クラシックのデメリットとなっているのは、とにかく年会費が高いカードである点でしょう。

 

SBS Executive Business Card クラシックの年会費は初年度無料・2年目以降は11,000円(税込)と、ゴールドカード並みの年会費が必要です。

 

しかし、SBS Executive Business Card クラシックは三井住友ビジネスカード for ownersにSBS会員特典が付帯したカードで、あくまでも一般カードとなっています。

 

空港ラウンジサービスや手厚い海外旅行傷害保険などを利用することはできませんので、上質な付帯特典を利用したい方には法人ゴールドカードなどを選択した方がいいでしょう。

SBS Executive Business Card ゴールドとの差・特典の違い

SBS Executive Business Card クラシックには、上位カードとしてSBS Executive Business Card ゴールドが発行されています。

 

SBS Executive Business Card ゴールド

 

SBS Executive Business Card ゴールドの年会費は、初年度無料・2年目以降は38,500円(税込)で利用することができます。

 

カードの限度額は最大300万円までとパワフルになっているほか、ポイントの有効期限は3年間とSBS Executive Business Card クラシックよりも1年間長くなっているのですね。

 

SBS Executive Business Card ゴールドでは、ゴールドカード特典として最高5,000万円の海外旅行傷害保険が用意されているほか、リロの旅デスクなどのゴールドカード特典も利用できます。

 

より、サービスの充実した法人カードが欲しい方は、SBS Executive Business Card ゴールドを選んでみるのもいいのではないでしょうか。

決算書・登記簿謄本不要で使い勝手のいい法人カードを手に入れよう!

SBS Executive Business Card クラシックのもっとも大きなメリットは、決算書・登記簿謄本不要で個人用クレジットカード同様に使い勝手のいいカードとなっている点です。

 

  • 新規法人・独立したての個人事業主の方でも申込み可能
  • リボ・分割・キャッシング可能でキャッシュフローにも抜群
  • SBS会員特典で士業へのアウトソーシングもお得に

 

SBS Executive Business Card クラシックの審査は、申込者個人の信用情報で審査が行われますので、新規法人や独立したての法人の方でも申込み可能となっています。

 

三井住友ビジネスカードforOwnersとJCB法人カード比較!迷った時の決め手は?」で比較しているように、通常の法人カードよりも使い勝手のいい法人カードになっており、リボ・分割払いなども利用可能です。

 

また、SBS会員特典ではSHARESでの士業へのアウトソーシングも可能となっており、ビジネスでの法務・労務を丸投げすることができるのですね!