三井住友カードで「選べる無料保険」開始!旅行保険の代わりにどの保険を選ぶ!?

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※このコラムは最終更新日から2年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。

 

2022年4月14日より、三井住友カードで「選べる無料保険」がサービス開始。これにより、旅行傷害保険の代わりに「個人賠償保険」や「携行品損害保険」「入院保険」を選べるようになりました。

 

3つの保険により常日ごろのリスクに備えられるので、旅行傷害保険にあまり必要性を感じていない方には、ぴったりのサービスだと言えるでしょう。

 

2022年4月16日からは、三井住友カードの旅行傷害保険の適用条件が変わり、プラチナプリファードやゴールドなどは利用付帯になるので、それなら他の保険の方が活用できるという方もいるでしょう。

 

この記事では、選べる無料保険スタートにあたり、各保険の内容を詳しくまとめました。どのような方におすすめの保険なのかも分かりやすく解説しているので、ぜひご一読ください。

 

三井住友カードで「選べる無料保険」がスタート

三井住友カード(NL)

 

2022年4月14日、三井住友カードでは「選べる無料保険」がスタートしました。

 

三井住友カードでは、申込時には以下2つの保険が付帯します。※カードのグレードにより、保険が付帯しない場合もあります。

 

  • 旅行安心プラン(海外・国内旅行傷害保険)
  • お買物安心保険(ショッピング保険)

 

このうち、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険である「旅行安心プラン」を変更できます。今後は自分のライフスタイルに合った保険を気軽に選べるでしょう。

 

当然、変更することで海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険は適用されなくなります。

 

「旅行にはあまり行く機会がない」「旅行時よりも日常で起こる事故や災害に備えられる保険がほしい」という方には、特におすすめのサービスです。

 

2022年4月16日より旅行傷害保険の適用条件が変更に

三井住友カードでは、2022年4月16日に海外旅行傷害保険および国内旅行傷害保険の適用条件が改定されました。保険適用条件が自動付帯であるのはプラチナカードのみとなり、プラチナプリファードを含む他のカードはすべて利用付帯となります。

 

これまで旅行傷害保険の自動付帯で保険の価値を高めていたカードは、補償内容の大幅なグレードダウンと言わざるを得ません。選べる無料保険はこのような背景もあり、代替策として生まれたサービスだと考えられるでしょう。

選べる保険

選べる保険の概要は以下のとおりです。これら3つの中から1つを旅行傷害保険と変更できます。

 

日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)

日ごろの生活で誰かに怪我をさせてしまったり、他人の所有物に損害を与えてしまったりした場合に活用できる保険です。

 

本会員だけでなく、配偶者や同居の親族および未婚の子までが対象になるため、自転車をよく運転する方や、行動が予測しづらいお子さんがいる方にもおすすめです。

 

ケガ安心プラン(入院保険【交通事故限定】)

交通事故で起きた怪我で入院、もしくは手術を受けた場合に活用できる保険です。自動車のほか、自転車の事故も交通事故に含まれるため、補償対象となります。

 

こちらの保険は本人のみが対象です。万が一の事故に備えたい方におすすめです。

 

持ち物安心プラン(携行品損害保険)

カメラやレジャー用品をはじめとした持ち物が破損・盗難した場合に、補償してくれる保険です。

 

預かりものに対する受託物賠償責任補償では、本会員だけではなく配偶者や同居の親族も対象になります。

 

対象カード

選べる無料保険の対象カードは、三井住友カードが発行するプロパーカードのみです。

 

ANAカードをはじめとした提携カードは、すべて対象外です。

 

法人カードは「三井住友カード ビジネスオーナーズ」「三井住友カード For Owners」シリーズのみ対象になります。

 

各保険の補償内容は、下記のようにカードのグレード区分のよって異なります。

 

 

基本的にはカード名どおりのグレード分けとなっていますが、保険以外の特典に特化したカードでは例外があります。

 

プラチナプリファードはプラチナカードに含まれず、ゴールド(NL)とビジネスオーナーズ ゴールドはゴールドカードに含まれません。

 

また、複数枚の対象カードを持っている場合には、カードごとに付帯保険の変更が可能です。ただし、デュアル発行(同カードでVisaとMastercard発行)の場合は、2枚とも同様の保険が適用されます。

 

家族会員も本サービスの対象ですが、保険を選ぶことはできず、本会員と同じ保険が適用されます。

 

補償内容

カードグレードごとの各保険の補償内容は、まず下表でざっくりとご確認ください。詳しくは後述します。

 

    プラチナ ゴールド その他
日常生活
安心プラン
個人賠償責任
危険補償
最高1億円 最高100万円 最高20万円
ケガ安心
プラン
傷害入院補償 7,000円/日 3,000円/日 1,000円/日
傷害入院
一時金補償
10万円 2万円 1万円
持ち物安心
プラン
携行品損害補償
(免責3,000円)
最大25万円 最大5万円 最大3万円
受託物賠償
責任補償
(免責5,000円)
最大10万円 最大10万円

 

年会費無料の「三井住友カード(NL)」であっても、各保険が適用されるのが特徴。

 

三井住友カードのプロパーカードを保有しているのであれば、どのカードであっても選べる無料保険は一度検討してみるべきでしょう。

保険の適用期間

毎月20日までに保険プランの変更手続きを終えると、翌月1日の午前0時から新しい保険に切り替え・適用されます。

 

補償期間は適用から1年間です。ただし、補償期間満了の前月20日までにプラン変更がない場合には、そのままのプランが自動的に継続されます。カード更新や再発行の場合でも、変更がない限り、プランは継続されます。

 

一方、カードを切り替えた場合にはその都度、プランはリセット。「旅行安心プラン+お買い物安心保険」がセットされた初期状態になるため、改めてプラン変更が必要です。

変更手続きはVpassで

選べる無料保険のプラン変更手続きは、すべて「Vpass」会員サイトまたはアプリで行えます。

 

電話や郵送手続きなどの手間は一切ないため、休日や夜間であっても気軽に変更が可能です。

旅行安心プラン(海外・国内旅行傷害保険)

選べる無料保険サービス導入により、変更可能になったのが、こちらの「旅行安心プラン」こと海外・国内の旅行傷害保険です。

 

「旅行はあまりしない」「旅行の保険は不要」という方は、自分のライフスタイルに合う保険がほかにないかを検討してみてください。

 

海外旅行傷害保険
  プラチナ ゴールド ゴールド(NL) その他
適用条件 自動付帯 利用付帯 利用付帯 利用付帯
傷害死亡・
後遺障害
最高1億円 最高
5,000万円
最高
2,000万円
最高
2,000万円
傷害治療費用 500万円 300万円 100万円 50万円
疾病治療費用 500万円 300万円 100万円 50万円
賠償責任 1億円 5,000万円 2,500万円 2,000万円
携行品損害 100万円 50万円 20万円 15万円
救援者費用 1,000万円 500万円 150万円 100万円

 

2022年4月16日以降は、上表のとおりプラチナカード以外はすべて利用付帯になりました。この点はほかの保険に変更するかの判断ポイントになるでしょう。

 

また、ゴールド(NL)は選べる無料保険では「その他」に含まれますが、旅行傷害保険では補償内容が少し優遇されています。

 

国内旅行傷害保険
  プラチナ ゴールド ゴールド(NL) その他
適用条件 自動付帯 利用付帯 利用付帯
傷害死亡・
後遺障害
最高1億円 最高
5,000万円
最高
2,000万円
入院保険金日額 5,000円 5,000円
通院保険金日額 2,000円 2,000円

 

国内旅行傷害保険では、プラチナは自動付帯、ゴールドは利用付帯、その他は付帯しません。

日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)

 

三井住友カードの個人賠償責任保険である「日常生活安心プラン」は、日常生活で起こった怪我や賠償による損害を補償する保険です。

 

たとえば以下のようなケースにおいて発生した治療費や慰謝料、修理費などが補償対象となります。

 

  • 自転車走行中に事故を起こし、他人にケガを負わせてしまった
  • 飼い犬が飛びついたことで驚いて転んだ他人がケガをしてしまった
  • 子どもが誤ってお店の商品を壊してしまった
  • 賃貸マンションで使用中の洗濯機が水漏れを起こし、下の階の部屋にまで被害を与えてしまった

 

あくまで「日常生活における偶然起こった事故で他人やその所有物に損害を出した」場合に適用される保険であるため、仕事中や家族に対する事故は対象外です。

 

被保険者の範囲
個人賠償責任危険補償 本人
配偶者
同居の親族および別居の未婚の子

 

日常生活安心プランの対象になるのは、カード会員本人だけでなく、配偶者や同居の親族、別居の未婚の子まで。幅広くカバーされます。

 

補償内容
  プラチナ ゴールド その他
個人賠償責任危険補償 最高1億円 最高100万円 最高20万円

 

プラチナに比べてしまうと、ゴールド以下はやや心もとない補償額に感じられるかもしれません。自転車によく乗り事故リスクが高い方であれば、より手厚い保険を用意した方がいいでしょう。

 

ただし、日常生活におけるちょっとしたリスクに備えるのであれば、最高20万円でもかなり心強いと言えます。

ケガ安心プラン(入院保険【交通事故限定】)

 

三井住友カードの入院保険である「ケガ安心プラン」は、交通事故による入院や手術にかかる費用を補償する保険です。

 

たとえば以下のようなケースが補償対象となります。

 

  • 自転車との接触が原因で足を骨折して入院した
  • 自動車との接触が原因で怪我をして手術した

 

最大60日まで支払われる「障害入院補償」と、入院が3日以上継続する場合に支払われる「障害入院一時金補償」の2つが付帯します。

 

被保険者の範囲
傷害入院補償 本人のみ
傷害入院一時金補償

 

ケガ安心プランの対象になるのは、本会員のみです。

 

配偶者やお子さんなどは対象にならないため、自身が通勤や趣味でよく自転車を利用する場合に適切な保険だといえます。

 

補償内容
  プラチナ ゴールド その他
傷害入院補償 7,000円/日 3,000円/日 1,000円/日
傷害入院一時金補償 10万円 2万円 1万円

 

ケガ安心プランでは、あくまで入院しか補償されないほか、補償金額がとても高い訳ではありません。主に自転車での事故に備えたい方におすすめの保険だと言えるでしょう。

持ち物安心プラン(携行品損害保険)

 

三井住友カードの携行品損害保険である「持ち物安心プラン」は、身の回りの持ち物の損害を補償する保険です。

 

持ち物安心プランには、「携行品損害補償」と「受託物賠償責任補償」が含まれるため、自身の所有物だけでなく、他者から預かった物も補償されます。

携行品損害補償

携行品損害補償では、たとえば以下のようなケースが補償対象となります。

 

  • 置き引きに合い、バッグや衣類が盗難された
  • 火災により自宅で保管していたカメラが壊れてしまった

 

盗難や破損、火災などの偶然な事故によって、携行品に損害が発生した場合、損害額(再調達価額)が補償されます。

受託物賠償責任補償

受託物賠償責任補償では、たとえば以下のようなケースが補償対象となります。

 

  • 友人から預かっていたレジャー用品を紛失してしまった
  • 旅行先でお店からレンタルしていたスキー用品を事故で壊してしまった。

 

友人やお店から借りていた物を偶然、損壊・紛失・盗難してしまった場合、損害賠償責任に伴う費用が補償されます。

 

被保険者の範囲
携行品損害補償 本人のみ
受託物賠償責任補償 本人
配偶者
同居の親族および別居の未婚の子

 

携行品損害補償と受託物賠償責任補償では被保険者が異なります。

 

携行品損害補償はあくまで本会員の持ち物のみが対象です。一方、受託物賠償責任補償は被保険者が幅広いため、借りていたものを家族が誤って壊してしまった場合にも適用されます。

 

補償内容
  プラチナ ゴールド その他
携行品損害補償
(免責3,000円)
最大25万円 最大5万円 最大3万円
受託物賠償責任補償
(免責5,000円)
最大10万円 最大10万円

 

免責金額はどのグレードでも変わらず、比較的安価なため、使い勝手のよい保険だと言えるでしょう。

補償対象外の携行品に注意

持ち物安心プランが補償対象の携行品と定める所有物には限りがあるので、このプランを選択する際には補償対象外の携行品のチェックは必須です。

 

たとえば、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンといった携帯可能な電子機器のほか、自転車や眼鏡といったものは対象になりません。

 

補償対象外の物について詳しくは、公式サイトの情報をご確認ください。

三井住友カードの「選べる無料保険」を活用して、ライフスタイルに合った保険を使おう!

今後の三井住友カードでは、以下4つの保険のうち、1つを選択して使えるようになります。

 

  • 旅行中の怪我や病気に備えるなら、「旅行安心プラン」
  • 日常生活に潜む賠償責任リスクに備えるなら、「日常生活安心プラン」
  • 交通事故に備えるなら、「ケガ安心プラン」
  • 自分の物や借りた物の損害に備えるなら、「持ち物安心プラン」

 

この機会に自身や家族のライフスタイルを思い返してみて、ぜひぴったりの保険に変更してみてください。