クレジットカードの多重申込みとは?期間から枚数まで徹底解説!

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※このコラムは最終更新日から6年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。

 

「クレジットカードは何枚もったら多重申込?」

「多重申込にならない期間はどれくらい?」

 

クレジットカードを短期間で何枚も同時に申込みをすると「多重申込み」になってしまうリスクがあります。

 

多重申込みになってしまうと、クレジットカードの審査に悪影響を及ぼしてしまうことがあり、多重申込みが原因となって審査落ちになってしまうケースがあります。

 

ただし、クレジットカードの複数枚持ちには大きなメリットがあり、何枚申し込んだら多重申込みになるのかが気になっている方も多いでしょう。

 

今回は、どの程度の期間で何枚のカードを申込みすると多重申込みになるのか?期間から枚数までを徹底解説します。

 

クレジットカードの多重申込みになる基準は?

 

1か月程度の期間で3枚以上のクレジットカードを立て続けに申込みをすると、多重申込みと判断される可能性は高くなってきます。

 

多重申込みとは、短期間で複数枚のカードを申込みした方のことを指し、多重申込みであると判断されると審査通過に非常に不利になってしまうのですね。

 

クレジットカードに申込みをすると、申込みをした履歴が「CIC」などの個人信用情報機関に保存されます。

 

クレジットカード会社が審査を行う際には、年収や勤務先などの属性はもちろんのこと、個人信用情報機関に記録された信用情報が重視される傾向があります。

 

多重申込みに心当たりがある方の場合、年収に問題が無いのに審査が落ちてしまう原因は、多重申込みにあるケースも多くなっているのですね。

 

クレジットカードを申込みする際に、多重申込みは絶対にやってはいけないタブーと言ってもいいポイントです。

CICの申込履歴は6か月間保存される!

クレジットカードの審査の際に重要な項目になってくるのが、CICに保存された個人信用情報です。

 

CICでは、クレジットカードの利用履歴だけではなくカードの申込みの履歴も保存されています。

 

CICに記録された情報には記録の期限が定められており、

 

  • クレジットカード情報:5年間
  • 申込情報:6か月間

 

このように、クレジットカードの申込履歴は6か月間保存されますので、6か月の間の申込み枚数が多重申込みになるかどうかの基準になってくるのですね。

 

1か月に3枚以上のカードを申込みした場合、多重申込みになってしまうリスクは非常に高くなってしまいます。

 

ただし、カードの中には6か月で3件以上の申込みでも多重申込みと判断されるケースがありますので、6か月をひとつの基準として考えるようにしましょう。

 

CICに記録された個人信用情報は「CICの信用情報開示されても審査に影響されにくいクレジットカードはある?」でも紹介しているように、自分で開示して確認することができます。

 

多重申込みが心配な方は、事前にCICに申込み履歴が残っていないか確認しておくのも有効です。

多重申込みになるとなんでマズいの?

 

短期間に複数枚のクレジットカードを申込みすると「申込みブラック」になってしまうリスクがあります。

 

申込みブラックとは、多重申込みそのものが原因で審査に落ちてしまう状態のことを指します。

 

1度申込みブラックになってしまうと、CICに記録された申込み履歴が消える6か月間は、新しいクレジットカードの審査に通過するのは難しくなってくるでしょう。

 

個人でのお金の貸し借りに置き換えて考えてみると理解しやすくなりますが、やはり誰かれ構わずにお金を貸して!と言ってくる人間にお金を貸したくないですよね。

 

多重申込みからの申込みブラックになってしまう例というのは、やみくもに借金を申し込んだ結果、周りに見放されてしまった状況とよく似ているのですね。

 

クレジットカード会社から見ても、申込みブラックの方は「よほどお金に困った申込者」とうつってしまい、審査に悪影響を与えてしまうのですね。

審査落ちからのズルズル申込みブラックは危険

多重申込みになってしまう傾向の強い方の特徴として、審査に自信が無い方が申込みブラックになってしまう傾向があります。

 

人間の心理として、審査に自信が無い方の場合、保険をかける意味で複数枚のカードに申込みをしてしまうケースがあるのではないでしょうか?

 

そして、審査に落ちてしまうと、すぐに他のカードの審査に再チャレンジをするという無限ループで、ズルズル申込みブラックになってしまいます。

 

多重申込みになってしまうと、その事実が原因となって審査に影響を与えてしまいますので、審査の通過が非常に厳しい状況になってしまうのですね。

 

審査に自信が無い方こそ、1枚のクレジットカードの申込みに集中して、多重申込みを避けるようにしたほうが無難です。

多重申込みにならないためには

 

クレジットカードの審査をうけるうえで、多重申込みは審査落ちのリスクを考えると避けなければなりません。

 

多重申込みにならないようにするためには、CICに記録された申込み履歴が消える6か月間を基準に申込みの目安を守る必要があります。

 

多重申込みにならないように申込みをするには、6か月間で3枚程度の申込みに留めておくのがベストです。

 

しかし、

 

  • お得な入会キャンペーンのポイントが欲しい
  • 今のカードだけでは限度額が足りない

 

など、前回の申込みから期間が空いていないタイミングでも、新しいカードの申込みをしたくなるケースというのはありますよね。

 

欲しいカードが複数枚あって悩んでしまうようなケースでは、申込みのタイミングをずらせば6か月に3枚の目安にそれほどこだわる必要はありません。

 

ただし、その場合でも1か月に1枚程度の申込みに留めておく方が無難です。

 

同じタイミングで複数のカードでお得なキャンペーンがあった場合、最低でも1枚目のカードの審査結果が出てから2枚目のカードを申込みするようにしましょう。

多重申込みになってしまった時には?

自分が多重申込みになってしまっているのでは?と思った時にはどのような対処が必要となってくるでしょうか。

 

クレジットカードの審査に落ちてしまった場合でも、クレジットカード会社は審査落ちの理由を教えてくれませんので、多重申込みが原因で審査に落ちたと確証を得ることはできません。

 

ただし、6か月で3件以上のクレジットカードの申込みをした心当たりがある方は、多重申込みになっている可能性は高くなっています。

 

多重申込みになってしまった場合には、CICに記録された申込みの履歴が消える6か月を待ってから新しいカードの申込みをするのが無難です。

 

6か月も待てないという方は、CICに記録された個人信用情報に左右されにくい、審査基準の違うカードの審査を受けるのもひとつのコツとなってきます。

 

クレジットカードの審査落ちを繰り返す人必見!審査を通過するコツ!」でも説明をしているように、審査落ちを繰り返してきた方が、審査基準を変えたらすぐに審査通過に結び付いたという例もあります。

 

審査基準の違うカードの場合、過去の信用情報よりも現在の返済能力が重視される傾向がありますので、多重申込みの方でも審査に通過できる可能性があるのですね。

多重申込みには注意が必要!だけど複数枚持ちにはメリットがいっぱい

 

クレジットカードの審査をうけるうえで、多重申込みはタブーとなっており、確実に注意をしておく必要があります。

 

ただし、クレジットカードを利用している方の中には、10枚〜20枚以上のカードを保有している方もいらっしゃいます。

 

「カードの保有枚数が多い=多重申込みになる」という訳ではありませんので、申込みのタイミングにさえ注意すれば複数枚のカードの利用も可能です。

 

クレジットカードは複数枚持ちすることで、

 

  • 店舗やサービスによってお得なクレジットカードを使い分けることができる
  • 1枚のカードでは足りない限度額を利用することができる
  • 海外旅行傷害保険の補償を上乗せして利用することができる

 

このように、1枚のカードでは得ることができないポテンシャルの上がったメリットを利用することができます。

 

クレジットカードには、それぞれポイントアップや優待を受けられる店舗やサービスが用意されています。

 

自分の利用する店舗ごとに複数枚のクレジットカードを使い分けることで、毎日のお買い物でよりお得にカードを利用することができるのですね。

 

現在のカードでの限度額が足りない場合にも、限度額の増額を待たずにクレジットカードを追加することで、すぐに限度額を追加して利用することが可能となっています。

 

また、「海外旅行傷害保険付きクレジットカード3枚徹底比較!自動付帯で年会費無料クレカはコレだ!」でも説明しているように、複数枚のクレジットカードの補償を上乗せして利用することも可能となっています。

 

多重申込みには注意が必要ですが、複数枚のクレジットカードを使い分けることで世界が広がるのですね!

複数枚持ちにオススメの優秀クレジットカード

クレジットカードの保有枚数が多い=多重申込みという訳ではなく、申込みのタイミングにさえ気を付ければ複数枚持ちはメリットだらけです。

 

複数枚のクレジットカードを使い分けることで、1枚のカードを利用するよりもメリットを得ることができます。

 

ここでは、複数枚持ちにもオススメの優秀なクレジットカードをご紹介します。

JCB CARD W

JCB CARD W

5.0

年会費無料
家族カード無料
ETCカード年会費無料
国際ブランドJCB
還元率1〜10.5%
申込資格高校生を除く18歳〜39歳までの方

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。

  • 年会費無料でJCBのプロパーカードが持てる
  • いつでも通常のJCBの2倍の還元率で利用が可能
  • 最高2,000万円の海外旅行傷害保険や充実した付帯サービス

 

30代までの方を限定として発行されているJCBのプロパーカードが「JCB CARD W」です。

 

JCB CARD Wでは、カード特典として年会費無料で利用することが可能となっており、JCBのバランスの取れたプロパーカードをコスト0円で利用することができます。

 

最高2,000万円の海外旅行傷害保険をはじめ、JCBプラザ/プラザラウンジといった充実した付帯サービスを利用することができるのも魅力となっています。

 

ポイント還元率にも優れており、いつでも通常のJCBカードの2倍・1.0%の還元率でポイントを貯めることが可能です。

 

JCBオリジナルシリーズパートナーではポイントアップの特典をうけることが可能となっており、セブン-イレブンで2.0%還元・スターバックスで3.0%還元とお得にポイントを貯められます。

 

楽天カード

楽天カード

4.2

年会費無料
家族カード無料
ETCカード年会費550円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス、Visa、Mastercard®、JCB
還元率1.0〜3.0%
申込資格高校生を除く満18歳以上の方
  • 使い勝手のいい楽天ポイントを貯めることができる
  • 楽天市場ではいつでもポイント3倍還元
  • 最高2,000万円の海外旅行傷害保険をはじめとした海外特典

 

クレジットカードの複数枚持ちをされる方にも人気のクレジットカードが「楽天カード」です。

 

楽天カードでは、カードの利用で1.0%の楽天ポイントを貯めることが可能となっており、楽天ポイント加盟店や楽天Edyのチャージにお得に活用することができます。

 

楽天市場ではいつでもポイント3倍還元での利用が可能となっていますので、楽天のサービスを頻繁に利用する方にもおすすめできるカードです。

 

最高2,000万円の海外旅行傷害保険をはじめ、ハワイの楽天カードラウンジなどの海外特典も充実しており、ハワイ旅行の際にもお得に活用することができます。

 

年会費無料で優秀な海外用のクレジットカードを求めている方にもおすすめできるカードとなっているのですね。

 

半年に3枚〜最大6枚の申込みで多重申込みを避けよう

多重申込みを避けるためには、CICに記録されたクレジットカードの申込み履歴を意識する必要があります。

 

  • マックスでも半年に3枚〜月1枚程度に留めよう
  • 多重申込みになったら半年は期間を置こう
  • 審査基準の違うクレジットカードのチャレンジもアリ

 

クレジットカードの申込み履歴は半年間保存されますので、半年に3枚〜6枚程度の申込みに抑えておいた方が無難です。

 

万が一、多重申込みになってしまったという自覚がある場合には、履歴の消える半年程度は期間を置いてから申込みをするようにしましょう。

 

ただし、それほど待てない、という方の場合には審査基準の違うクレジットカードでチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。