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クレジットカードコラム

マイル?ポイント?クレカでどちらを貯めるか迷った時の選び方

最終更新日 2024年12月25日

マイル?ポイント?クレカでどちらを貯めるか迷った時の選び方

クレジットカードを利用するメリットは、キャッシュレスという利便性もさることながら、カード利用で貯まるポイントや、旅行が好きな方にとってはマイルが貯まるのは大きな魅力ですね。

マイルかポイントどっちを貯めた方がお得になるのかは、あなたのライフスタイルや、お住まいの地域、旅のスタイルなどによって異なります。

あなたのライフスタイルの中に旅行に行くことが組み込まれているならマイルを貯めるべきです。なぜならマイルは用途によって価値が高まるからです。

一方で、ポイントは高還元カードを利用することで、貯まりやすく・利用しやすいというメリットがあります。

この記事では、2か月に1度は海外旅行をする筆者(※現在は新型コロナウイルスの影響で海外旅行は休止中)が、マイルとポイントどっちを貯めるとお得なのかについて、自らの経験も交えながら考察していきたいと思います。

この記事が、あなたにとってカードを見極める判断材料になれば幸いです。

「旅行」ありきならマイルがおすすめ

では、まずはじめにお伺いします。

帰省や出張などで飛行機に乗ることも含めて、あなたにとって「旅行」はどれくらい優先度が高いでしょうか?

1年あるいは数年の期間において飛行機を利用する「旅行」が欠かせないのであればマイルを貯めることをおすすめします。

クレジットカード利用で貯まるマイルの価値は2円以上になるので、定期的に旅行される方であれば、マイルを貯めるのが断然おすすめです。

しかし、マイルはポイントと異なり、特典航空券に交換する以外はひたすら貯め続けることになるので、どれくらいのカード利用・期間でどれだけのマイルが貯まるかを意識することが重要になります。

マイルで国内旅行するなら150万円利用が基準

では、マイルを特典航空券に交換するためには、どれくらいのカード利用が必要なのでしょうか。

国内旅行では、JAL・ANAともに12,000〜15,000マイルでほとんどの地域(石垣・宮古など以外)の往復の特典航空券に交換することができます。(ANAはシーズンによって10,000〜18,000マイルに変動)

海外旅行の場合は、エコノミーの往復で、韓国15,000マイル、北京20,000マイル、ハワイ40,000マイル、北米50,000マイル、ヨーロッパ55,000ほどのマイルが必要です。

国内旅行目的で15,000マイルを貯めるには、1%還元のカードで150万円の利用が必要になるため、150万円利用で国内旅行1回分という計算になりますね。

「150万円も使わないといけないの!?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、あなたの毎月の支出を確認してみましょう。

あなたが一人暮らしをしている場合、少なくとも毎月以下の支出はありませんか?

  • 固定費:10,000円
  • スマホ&ネット:5,000円
  • 食費:30,000〜40,000円
  • 日用品:5,000円

これだけでも月間50,000円〜60,000円になります。もちろん、上記項目以外にも、被服費や雑費など人によっては様々な支出が追加されます。

毎月50,000円をカード払いする方であれば、2年半に1度、毎月10万円使う方であれば1年3か月に1度、国内旅行1回分の航空券と交換できるマイルが貯まることになりますね。

マイルはクレジットカード以外でも貯まる

とはいえ、ここまではあくまでも純粋なカード利用に対するお話です。マイルはカード利用以外でも貯まります。

例えば、各種共通ポイントは2ポイント=1マイルとして交換できます。

楽天サービスで貯まる楽天ポイントやYahoo!ショッピングのTポイント、セブン-イレブンのnanacoポイントはANAマイルに、ローソンのPontaポイントやドコモのdポイントは、JALマイルへの交換が可能です。

また、国内線・国際線どちらでも、航空券購入時のフライトでもマイルが貯まります。

フライトマイルは搭乗区間はもちろん、運賃や会員ステータスによっても変動し、国内線でも1,000マイル以上を獲得することが可能です。

このように、カード利用以外でもマイルは貯まりますので、実際には15,000マイル獲得というのはそれほど高いハードルではありませんね。

マイルの価値は変動する

マイルは特典航空券をどのように利用するかによって、その価値が大きく変動します。

国内線の航空券を購入する場合、早割などの割引の利用時は1マイルは2円程度、利用しない場合は4〜5円ほどの価値になります。

国際線の場合は地域によっても変わりますが、エコノミーの場合は2〜5円、ビジネスクラスでは3〜8円、ファーストクラスでは4〜15円ほどの価値になります。

マイルは最低でも2円以上、利用する地域やクラスによっては10円以上の価値にもなるわけですね。

また、住んでいる地域によっては、国際線の特典航空券に乗り継ぎのための国内線も含まれるため、マイルの価値は高くなります。

例えば秋田在住で、羽田空港⇔シンガポールの特典航空券を利用したい場合、秋田ー羽田ーシンガポールの往復の特典航空券を発券することが可能です。

ANAやJALのマイルは、楽天ポイントやTポイントといった共通ポイントにも交換できますが、価値としては1円程度になるので、お得な使い道とは言えません。マイルはやはり特典航空券として使うのがお得ですね。

どのマイルを貯めるかを決める

マイルを貯めるのであれば、どの航空会社のマイルを貯めるのかを決めなくてはなりません。

国内発行のクレジットカードでは、デルタ航空のスカイマイルやユナイテッド航空のマイレージプラスを貯めることができるカードもありますが、使い勝手を考えるとANAマイルかJALマイルを貯めるのがおすすめです。

ANAとJALでは国内で共通して利用する空港は多くありますが、それぞれ違いはあるので、利用可能な空港・地域を確認するのが重要です。

  • 最寄りの空港からどの空港会社が利用できるか
  • 航空会社や航空アライアンス(ANAはスターアライアンス、JALはワンワールド)の路線に目的の地域・空港が含まれているか

マイルを貯める際には、上記のことを意識してみてください。

マイルを貯める時の注意点

クレジットカードでマイルを貯めるうえでは、注意するべき点がいつくかありますので、確認しておきましょう。

マイル移行には移行手数料がかかる

1マイルの価値が10円以上になることもあるほどお得なマイルですが、注意しなくてはならないのは、マイル移行には手数料がかかるということです。

JALカードやANAカードなどの利用でマイルを貯める場合、通常のマイル還元率は0.5%にとどまります。

このため、1%の還元でマイルを貯めるにはカード年会費とは別に、下記の年間移行手数料を払う必要があります。

  • JALカード:ショッピングマイル・プレミアム(税込4,950円/年)
  • ANAカード:10マイルコース(税込5,500円/年)

ANAカードの場合はポイントからマイルへ移行するため、移行手数料の適用を2年(ポイントの有効期限)に1回にすることで、移行手数料を実質半額にすることは可能です。手間はかかってもコストを抑えたいという方におすすめです。

また、カード年会費が高額のゴールドカード以上のカードでは、移行手数料がカード年会費に含まれているので、余計にコストが発生することはありません。

マイルの有効期限に注意

マイルには有効期限があることも注意する必要があります。JALマイル・ANAマイルの有効期限は3年で、延長などは一切できません。

デルタ航空のスカイマイルやユナイテッド航空のマイレージプラスなど、有効期限がないマイルもありますが、使い勝手を踏まえるとやはりANAマイルかJALマイルを貯めるのが堅実的でしょう。

ANAカードを利用する場合は、ポイント(有効期限2年)を貯めてからマイル(有効期限3年)に移行するため、マイルの実質最長5年の保有が可能です。

入会キャンペーンのマイル数には惑わされない 

JALカード・ANAカードでは、常に「最大○万マイルプレゼント」といった入会キャンペーンを行っているため、「そんなにもらえるの!?」と期待が膨らみますよね。

しかし、残念ながら最大マイルは最上位のプラチナカード入会でもらえるポイント数で、一般カードでは数千マイルにとどまる事が多いです。

さらに○ヶ月内に○万円利用といった条件があることも多いため、入会前に自分が加入するカードならどれくらい獲得可能かを確認しておきましょう。

ポイントは高還元で貯まりやすく、利用しやすい

ここまでは、マイルを貯める方がよい方について述べてきましたが、旅に対する優先度がそれほど高くない場合であれば、ポイントを貯めるほうがお得です。

ポイントが貯まるカードの場合、年会費無料でも1%還元で貯まるカードは多いですし、少ないポイントでも利用しやすいため、無駄になることはありません。

ポイントは使い道が豊富

マイルが貯まるクレジットカードの場合、貯めたマイルを特典航空券に交換するという目的があり、それ以外の特典に交換するのは価値が下がります。

しかし、ポイントが貯まるカードは、用途が幅広いので、その時その時で好きなものに交換することが可能です。ポイントの使い道からカードを選ぶというのも一つの方法ですね。

ポイントの有効期限は様々

カードによってポイントの有効期限は様々で、一般的には2〜3年程度のものが多いです。

しかし、セゾンカードの永久不滅ポイントのように有効期限がない、あるいは楽天カードの楽天ポイントのように加算・利用で延長されて実質無期限になるといった、有効期限を気にしなくても良いポイントもあります。

また、楽天ポイントやdポイントなどには、キャンペーンで貯まるポイントは有効期限が数ヶ月で、使い道も限定された「期間限定ポイント」もあるので、注意が必要です。

マイルを貯めたい方向けのおすすめカード

ここまでご覧になって、マイルを貯めようと思うけどどのカードがいいんだろう、という方向けに低コストでも高還元でマイルが貯まるカード2枚を紹介します。

ANAマイルを貯めたいなら「ANA JCB一般カード」

ANA JCB一般カード

4.6

本カード 初年度無料
2年目以降2,200円(税込)
家族カード 初年度無料
※本会員が無料の場合
2年目以降1,100円(税込)
ETCカード 無料
ポイント還元率 0.5〜1%
申込資格 18歳以上で
安定した収入がある方
国際ブランド
電子マネー
選ばれる理由
いつでも還元率1.0%でANAマイルが貯まる
ANAマイレージカード+楽天Edy+JCBカードが一体
搭乗ボーナスで10%、カードの入会・継続でボーナス1,000マイル付与
OkiDokiランド経由で買い物するだけでポイント最大20倍
初年度年会費無料で利用可能
年間100万円以上の利用でポイント還元率が次年度20%UP
入会キャンペーン
  • 最大19,000マイル相当プレゼント

期間2025年2月15日まで

※最大還元率は、10マイルコース(年間5,500円税込)に登録の上、ANAマイルに交換した場合。

  • 初年度年会費無料で1年間お試し可能
  • マイルが1.0%還元で貯められる
  • ポイント・マイルの最長5年保有が可能

コストを抑えてANAマイルを高還元で貯めたい方には「ANA JCB一般カード」がおすすめです。

ANA JCB一般カードは初年度年会費無料なので、1年間マイル還元を試してみたい方にぴったりです。

年会費5,500円(税込)の10マイルコースに登録すると、カード利用で貯まるポイントを1.0%還元としてANAマイルに移行できます。

ポイント+マイルで最長5年の保有が可能なので、目標の特典航空券までじっくりとポイント・マイルを貯められますよ。

JALマイルを貯めたいなら「JALカード Suica」

JALカード Suica

4.5

本カード 初年度無料
2年目以降2,200円(税込)
家族カード 初年度無料
2年目以降1,100円(税込)
ETCカード 524円(税込)
ポイント還元率 0.5%〜1%
申込資格 高校生を除く
18歳以上の方
国際ブランド
電子マネー
選ばれる理由
オートチャージ・定期券購入でポイント3倍
マイルとJRE POINTを効率的に貯められる
JALカードの中で唯一Apple Payが利用可能
特約店のご利用で、貯まるマイルは最大4倍
ショッピングマイル・プレミアム加入で51円以上の利用でマイルが貯まる
  • 1.0%還元でJALマイルが貯まる
  • Suicaのチャージ・オートチャージでもマイル還元率1.0%
  • JALカード割引で特典航空券がお得

JAL派の方には、JALマイルが貯まる「JALカードSuicaがおすすめ」です。こちらも初年度年会費無料でお試しが可能です。

年会費4,950円のショッピングマイル・プレミアム加入で、いつでも1%還元でJALマイルが貯まります。

Suicaのチャージ・オートチャージで貯まるJREポイントはJALマイルに交換できるので、Suicaでも1.0%還元でJALマイルが貯められます。

特典航空券の交換にはお得な「JALカード割引」が利用できるので、ディスカウントマイルよりもさらにお得にマイルが利用できます。

ポイントを貯めたい方向けのおすすめカード

ポイントを貯めたい方には、完全に年会費無料でもいつでも1%還元でポイントが貯まり、ポイントの使い勝手が良い2枚のカードを紹介します。

とにかくポイントを貯めたいなら「楽天カード」

楽天カード

4.2

本カード 永年無料
家族カード 無料
ETCカード 550円(税込)
ポイント還元率 1%〜3%
申込資格 約1週間
国際ブランド
電子マネー
選ばれる理由
1%ポイント還元、楽天市場なら最大ポイント17倍
券面デザインが豊富!楽天パンダは女性にも大人気
ポイントは楽天グループやカードの支払いにも使える
豊富な国際ブランド、年会費無料でアメックスが使える
最大2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
Apple Pay・Google Payなど豊富なスマホ決済
入会キャンペーン
  • 新規入会&利用で5,000ポイントプレゼント
  • いつでも1%、楽天市場では3%還元
  • ポイントアップ特典が豊富
  • ポイントは楽天ペイで無駄なく使える

年会費無料の楽天カードなら、いつでも1%還元で楽天ポイントが貯まり、楽天市場では3倍になります。

さらにポイントアッププログラムの適用で最大16倍をはじめとしたポイントアップ特典が豊富で、楽天ポイントがガンガン貯まります。

キャンペーンでもらえるポイントも、スマホ決済の「楽天ペイ」でコンビニなどで幅広い加盟店で使えます。

楽天ペイや楽天Edyの利用でも、楽天カードなら1.0〜1.5%還元が可能です。

ポイントの使い勝手が良い「オリコカードザポイント」

Orico Card THE POINT (オリコ・カード・ザ・ポイント)

4.1

本カード 無料
家族カード 無料
ETCカード 無料、-
ポイント還元率 1.0%〜2.0%
申込資格 高校生を除く18歳以上の方
国際ブランド
電子マネー
入会キャンペーン
  • 今なら最大8,000ポイントがもらえるチャンス!
  • 幅広いネット通販でポイント高還元
  • ポイントの交換先が豊富で、即時交換が可能
  • 入会後6ヶ月間は2%還元

オリコカードザポイントは、AmazonやYahoo!ショッピングでの2%還元をはじめとした、幅広いネット通販で高還元でポイントが貯まります。

貯まったポイントも共通ポイントや各種ギフトカードなどに、即時交換が可能なので、ポイントの使い勝手ではクレジットカード随一です。

入会後6ヶ月間は2%還元でポイントが貯まるので、半年間はポイントをガンガン貯めるチャンスです!

マイルでもポイントでも高還元カードでガンガン貯めよう!

  • 旅ありきの方にはマイルがおすすめ
  • ポイントは高還元で貯まり、利用しやすい
  • マイルもポイントも貯めやすさはカード次第

マイルとポイント、どちらを貯めるべきかを決めるには「マイルの必要性」で考えると簡単でしょう。

マイルは用途によっては10円以上にもなる価値を秘めていますが、年会費や移行手数料、有効期限といった注意すべき点もいくつかあります。それらを踏まえた上でもマイルが必要であれば、断然貯めるべきです。

ポイントであれば、年会費無料のカードでも高還元で貯めることができ、マイルと違って日常的に利用しやすいというのがメリットになります。

どちらにしても、カード選びを間違えると思ったように貯められないので、まずは年会費無料または低コストのカードでどれだけポイント・マイルが貯まるのかを試してみましょう!

本記事の編集者
最強クレジットカードガイド編集部

クレジットカードに関する役立つ情報を発信しています。

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