ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラとビューカードが提携して発行するクレジットカードです。

 

カードには、Suica機能のほかにビックポイントカード・JREポイントカードの機能も付帯しており、いつでもポイント2重取りでお得に利用することができます。

 

最大のメリットとして、ビックカメラで最大11.5%の還元率でお買い物をすることができますので、ビックカメラでお買い物をする際には必ず持っておきたいカードですね。

 

今回は、ビックカメラSuicaカードの特徴やメリット・デメリットを解説します。

 

最後まで読めば、一番お得に利用できるビューカード、ビックカメラSuicaカードのメリットを知ることができますよ!

 

7つのメリット

 

ビックカメラSuicaカードでは、ビックカメラ・JR利用時の双方で7つのメリットが用意されています。

 

  • 年会費無料で利用できる唯一のビューカード
  • いつでもポイントの2重取りが可能 
  • Suicaチャージで還元率1.5% 
  • ビックカメラで還元率最大11.5%
  • Apple Payに対応
  • Web明細の利用で年会費相当のポイントゲット
  • 店舗で即日発行も可能

 

ここでは、ビックカメラSuicaカードが選ばれる理由にもなっている、メリットの内容を徹底解説します。

年間1回以上の利用で年会費無料

 

ビックカメラSuicaカードは、年間1回以上の利用で、年会費無料で利用できる唯一のビューカードです。

 

ビックカメラSuicaカードの年会費は、初年度無料・2年目以降は524円(税込)で、家族カードは発行されていません。

 

年間1回以上の利用で次年度の年会費が無料になる特典があり、コストをかけずにカードを維持することが可能となっています。

 

また、500円が必要なSuicaのデポジットも不要となっていますので、初期費用をかけずにSuicaを作りたい方にも最適なカードです。

 

ただし、ビックカメラSuicaカードのETCカードは、524円(税込)の年会費が必要です。

いつでもポイント2重取りで還元率1.0%

 

ビックカメラSuicaカードでは、いつでもポイントの2重取りが可能となっており、還元率1.0%でお得にポイントを貯めることができます。

 

ビックカメラSuicaカードの利用では、

 

  • 1,000円に5ポイント(5円相当)の「ビックポイント」
  • 1,000円に5ポイント(5円相当)の「JREポイント」

 

このように、ビックポイントとJREポイントの2重取りで、いつでも還元率1.0%の高還元率で利用することが可能です。

 

ビューカードの還元率は0.5%ですので、ショッピングでお得にポイントを貯めたい方にはビックカメラSuicaカードがおすすめできます!

 

ポイントの付与条件は月間の累計金額からの付与となりますので、毎月ポイントにならずに切り捨てられてしまう端数は最大でも999円と効率的です。

 

また、ビックカメラSuicaカードにはJREポイントカードも搭載されていますので、駅ビルなどのJREポイント加盟店での提示でJREポイントの付与もうけることが可能です。

 

カードの提示・利用でのダブルポイントの獲得も可能ですので、JREポイント加盟店での利用でもお得にポイントを貯めることが可能ですね。

 

ポイントの有効期限

ポイントの有効期限は、ビックポイント・JREポイントともに、最後にポイントが変動した日から2年後の月末となっています。

 

2年間の有効期限中に1回でもカードを利用すれば、実質有効期限無期限でポイントを貯めることができますので、ゆっくりポイントを貯めたい方にも最適です。

 

ポイントを有効期限切れで失効させてしまった経験のある方にとっては、実質無期限でポイントを貯めることができるのは大きなメリットとなるでしょう。

 

Suicaチャージで還元率1.5%

ビックカメラSuicaカードでは、ビューカードの特典として、Suicaのチャージ・オートチャージで、還元率1.5%でJREポイントを貯めることができます。

 

ポイントアップの対象となるのは、以下の支払いが対象です。

 

  • Suicaのチャージ・オートチャージ
  • 券売機やみどりの窓口でのきっぷの購入
  • 定期券・Suica定期券の購入

 

Suicaのチャージ・オートチャージではビックポイントの付与はありませんが、還元率1.5%でJREポイントを貯められるのは大きなメリットですね!

 

Suicaチャージ・オートチャージはもちろん、Suica定期券の購入も1.5%還元の対象となりますので、通勤・通学に定期券をお使いの方はガンガンポイントを貯めることができます。

 

ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラでの利用はもちろんのこと、Suicaユーザーにも驚異的なメリットのあるカードですね!

 

ビックカメラで最大11.5%還元

ビッカメsuica

 

ビックカメラSuicaカードのもっとも大きなメリットとも言えるのが、ビックカメラで最大11.5%の還元率でお買い物をすることができる点です。

 

ビックカメラでのポイントの付与は、

 

  • 現金払い:還元率10%
  • クレジットカード払い:還元率8%

 

と、クレジットカード払いの場合、現金払いよりもポイント還元率が少なくなってしまいます。

 

ビックカメラSuicaカードでは、クレジットカード払いの場合でも、現金と同率の10%のビックポイントが付与され、JREポイントと合わせて10.5%の還元率で利用できますよ。

 

さらに、ビックカメラSuicaでは、SuicaのチャージでJREポイントが1.5%還元になる特典があります。

 

  • 還元率10%のビックポイント
  • 還元率1.5%のJREポイント

 

このように、ビックカメラSuicaでチャージしたSuicaをビックカメラで利用すると、合計11.5%の高還元率でポイントを貯めることが可能です。

 

ビックカメラでもっともお得にポイントを貯めることができるカードとなっていますので、ビックカメラユーザーにはマストと言ってもいいでしょう。

 

さらに、コジマ・ソフマップでの利用でも、現金払いと同率のビックポイントが貯まりますので、1枚のカードでガンガンポイントを貯めることができますよ!

 

ビックカメラでは、nanacoの利用でもお得にポイントを2重取りすることができます。

 

Apple Payに登録可能

Apple Pay

 

ビックカメラSuicaカードは、iPhone等で利用可能な「Apple Pay」に登録して利用することが可能です。

 

Apple PayのSuicaも利用することができますので、スマホをタッチするだけでスマートに改札を通過することができます。

 

また、QUICPay加盟店でのApple Payの利用では、クレジットカード同様にポイントを2重取りすることができますので、ポイントもお得に貯めることが可能ですね。

 

ビックカメラSuicaカードでは、Suica以外の電子マネーへのチャージではポイント付与はありませんので、Apple Payを上手に活用しましょう。

Web明細登録で年間600円相当のおトク

ビックカメラSuicaカードでは、Web明細の利用で年間600円相当のポイントがプレゼントされます。

 

Web明細サービスに登録すると、毎月明細書が発行されるたびに50ポイントのJREポイントが付与され、年間600ポイント(600円相当)が付与されます。

 

ビックカメラSuicaカードは年間1回以上の利用で年会費無料ですので、毎年カードを継続するだけで600円がもらえちゃいますね!

 

また、Web明細の方が紙の明細書よりも早く明細を確認することが可能ですので、Web明細を活用してポイントをもらっちゃいましょう。

店舗で仮カードを即日発行可能

ビックカメラSuicaカードは、関東を中心にした一部の店舗で、仮カードを即日発行することが可能です。

 

仮カードは、ビックカメラ・コジマ・ソフマップの店舗でのみ利用することが可能となっており、その日からお得にポイントを貯めることができます。

 

ただし、仮カードにはSuica機能などは付帯せず、後日、本カードが郵送されます。

 

本カードを即日発行できる訳ではありませんので、余裕のある方は郵送での受け取りを選択した方が手間がありませんね。

 

こんな方におすすめ

ビックカメラSuicaカードの7つのメリットから、次のような方におすすめすることができます。

 

  • ビックカメラでお買い物をする機会のある方
  • Suicaを利用しているすべての方
  • 年会費無料でビューカードを利用したい方

 

ビックカメラSuicaカードでチャージしたSuicaをビックカメラで利用すると、チャージ・利用で合計11.5%の高還元率でポイントを貯めることができます。

 

また、カードの利用ではいつでもJREポイントとビックポイントを2重取りすることができます。

 

年間1回以上の利用で年会費が無料になる唯一のビューカードですので、ビックカメラユーザーだけではなく、Suicaを利用しているすべての方におすすめすることができますね!

 

デメリットは3つ

ビックカメラSuicaカードにも3つのデメリットがあります。

 

  • 旅行傷害保険の補償は少ない 
  • ETCカードは有料
  • 定期券と一体型にはできない

 

ここでは、ビックカメラSuicaカードを申し込みする前に、知っておくべきデメリットを解説します。

旅行傷害保険の補償は薄い

ビックカメラSuicaカードの第1のデメリットが、旅行傷害保険の補償が薄くなっている点です。

 

ビックカメラSuicaカードの海外旅行傷害保険は、

 

保険適用条件 自動付帯
死亡・後遺障害 最高500万円
傷害治療 最高50万円
疾病治療 最高50万円

 

このように、最低限の補償のみが付帯しています。

 

傷害・疾病治療の補償と同様、海外旅行の際に利用頻度が高くなる「携行品損害」などは補償されません。

 

医療費が100万円を超えるケースも多い海外での医療費の補償としては、傷害・疾病治療の最高50万円の補償も物足りませんね。

 

海外旅行の際には、海外旅行傷害保険が自動付帯する補償用のクレジットカードをサブカードとして利用するようにしましょう。

 

また、ビックカメラSuicaカードの国内旅行傷害保険には、利用付帯で最高1,000万円の補償が付帯します。

 

ETCカードの年会費は有料

ビックカメラSuicaカードでは、ETCカードの年会費が524円(税込)と有料になっている点もデメリットと言っていいでしょう。

 

ビックカメラSuicaカードの年会費は年間1回以上の利用で無料になりますが、ETCカードは年会費無料特典の対象外となってしまいます。

 

年会費無料のクレジットカードでETCカードも合わせて無料なカードも多くなっていますので、ETC用にサブカードを併用した方がムダなコストを抑えることができますよ!

 

定期券一体型は対象外

ビックカメラSuicaカードでは、定期券一体型のカードは発行することができません。

 

Suica定期券を利用している方の場合、ビックカメラSuicaカードとSuica定期券を2枚持つ必要がありますので、若干手間がかかってしまいますね。

 

ただし、ビックカメラSuicaカードはApple PayのSuicaに登録することができますので、Apple PayでSuica定期券を登録すればスマートに管理することができますよ!

 

 

こんな人には向かないかも…?

ビックカメラSuicaカードは定期券一体型のカードを発行することができませんので、クレジットカードと定期券を1枚にまとめたい方には不向きです。

 

スマートにカードを管理したい方は、定期券一体型のカードを発行できる「JREカード」がおすすめです。

 

JREカード

 

JREカードでは、JR東日本の駅ビルで還元率3.5%でポイントを貯めることもできますので、駅ビルをよく利用している方にもお得なカードですよ!

 

JREカードの申込みはこちら

 

ビックカメラSuicaカードの特徴

ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラユーザーにはマストのクレジットカードです。

 

ビックカメラSuicaカードでチャージしたSuicaの利用では、ビックカメラで最大11.5%の超高還元率でポイントを貯めることができます。

 

また、普段のカードの利用でも、ビックポイントとJREポイントをいつでも2重取りすることができますので、普段のお買い物で常に還元率1.0%でお得にポイントが貯まります。

 

ビックカメラSuicaカードでは、Suicaのチャージ・オートチャージで還元率1.5%のJREポイントも貯まりますので、Suica利用者にもおすすめできるカードです。

 

年間1回以上の利用で年会費が無料になる唯一のビューカードですので、ビックカメラユーザーだけではなく、お得なビューカードをお探しの方には広くおすすめできますね。

国際ブランド

 

ビックカメラSuicaカードの国際ブランドには、JCBまたはVisaを選択することができます。

 

国際ブランドの違いによる年会費や還元率の差はありませんが、JCBブランドを選択した場合にのみ年間50万円までのショッピング保険が付帯します。

 

また、JCBブランドで発行すると入会キャンペーンでのプレゼントキャンペーンに参加できますので、特に国際ブランドにこだわりがなければJCBブランドがおすすめです。

 

ただし、はじめてクレジットカードを作る方や海外利用が多い方は、国際的にも使い勝手の良いVisaブランドがおすすめです。

 

審査

ビックカメラSuicaカードの申込資格は、高校生を除く18歳以上の方です。

 

学生や専業主婦の方でも申込可能な申込窓口の広いクレジットカードとなっており、はじめてのクレカとしても選ばれている作りやすいカードです。

 

また、ビックカメラSuicaカードの審査は、JR東日本のビューカードによる審査基準となっています。

 

通勤・通学にSuicaを利用する方がメインターゲットになっていますので、学生や新社会人の方が歓迎されているカードと考えていいでしょう。

 

ビックカメラSuicaカードの平均的な発行期間は、1週間〜2週間程度です。

限度額

ビックカメラSuicaカードの利用限度額は10万円〜60万円が目安です。

 

申込時の初期利用限度額は低めとなっていますが、それだけ低年収の方でも審査に通過しやすいカードであると捉えることもできます。

 

また、学生や専業主婦の方の場合は、限度額が10万円程度に設定されるケースが多くなっています。

 

初期の利用限度額が少なく設定された場合でも、半年程度の利用実績を積むことで限度額を増枠させることも可能です。

 

ポイントの交換先・お得な使い道

ビックカメラSuicaカードの利用では、いつでもビックポイントとJREポイントを2重取りすることができます。

 

ビックポイントは、1ポイント=1円としてビックカメラでのお買い物の際に現金同様に利用することが可能です。

 

また、ビックポイント1,500ポイントをSuicaに1,000円分としてチャージすることができますので、ビックカメラでお得に貯めたポイントをSuicaとして利用することができます。

 

さらに、ダブルポイントで貯まるJREポイントは、JR東日本の共通ポイントとして幅広く利用することが可能です。

 

JREポイントは、

 

  • 1ポイント=1円としてSuicaにチャージ
  • 1ポイント=1円としてJREポイント加盟店で利用
  • 1,000ポイント=1,000ポイントの等価でビックポイントに交換
  • JR東日本の各施設のギフト券と交換

 

このように、使い勝手の良いポイントとして利用することができます。

 

ギフト券の交換先の一例は以下の通りです。

 

  必要ポイント 交換先
Suicaグリーン券 600ポイント 770円相当
鉄道博物館入館引換券 1,300ポイント 1,300円相当
メトロポリタンホテルズ共通利用券 1,500ポイント 2,000円相当
東京ステーションホテル利用券 4,625ポイント 5,000円相当
ホテルニューグランド利用券 2,500ポイント 3,000円相当
駅レンタカー利用券 2,500ポイント 3,000円相当
リラクゼ利用券 1,900ポイント 2,000円相当

 

ギフト券の交換の場合、1ポイントあたりの価値が1円を超え、よりお得にポイントを活用することが可能です。

 

2重取りして貯めることができる双方のポイントの使い勝手の良さも、ビックカメラSuicaカードの大きなメリットですね!

付帯保険

ビックカメラSuicaカードでは、すでに解説した旅行傷害保険だけではなく、JCB選択時にのみショッピング保険を利用することが可能です。

JCB選択時のみショッピング保険が付帯

ビックカメラSuicaカードでは、国際ブランドをJCBに選択した場合にのみ、海外利用分のショッピング保険が付帯します。

 

海外加盟店での利用分が補償の対象となり、商品の購入日から90日以内の商品の破損・盗難を年間50万円まで補償してもらうことができます。

 

国内での利用分が対象外となるのは残念ですが、より商品事故のリスクが高い海外での利用分が補償されるのは嬉しいですね。

 

また、ショッピング保険を利用する際には、免責金額として1事故あたり1万円の自己負担が必要です。

付帯サービス

ビックカメラSuicaカードでは、ビューカードならではの付帯サービスが充実しています。

 

  • エクスプレス予約
  • JR関連施設での優待特典
  • 定期券残高補償

 

ここでは、ビックカメラSuicaカードの付帯サービスの内容を詳しく解説します。

エクスプレス予約

ビックカメラSuicaカードでは、東海道・山陽本線のオンライン予約サービス「エクスプレス予約」を利用可能です。

 

エクスプレス予約は365日お得な会員料金で新幹線を予約可能となっており、専用の「プラスEXカード」でチケットレスで改札を通過することができます。

 

さらに、早めの予約でさらに大きな割引を受けられる「早得」も利用できますので、新幹線での旅行でお得に活用することができますね。

 

JR東日本のチケットレス予約サービス「タッチでGO!新幹線」などと合わせて、お得に新幹線のチケットを予約しちゃいましょう!

 

JR関連施設での優待特典

ビックカメラSuicaカードでは、ビューカード特典としてJR関連施設でのさまざまな優待特典をうけることができます。

 

JR東日本ホテルズでは、

 

  • 12時までのレイトチェックアウト
  • レストラン・バーで5%〜10%オフ

 

など、ホテル利用時の特別な優待をうけることができますよ。

 

JR関連施設だけではなく、ビッグエコーやシダックスなどのカラオケ店でも室料30%オフなどの優待が用意されています。

 

カードの優待を上手に活用することで、毎日のライフスタイルでトクをすることが可能ですね!

Suica残高補償

ビックカメラSuicaカードでは、万が一のカードの紛失・盗難の際にも安心の「残高補償」が付帯します。

 

ビックカメラSuicaカードを紛失してしまった場合、クレジットカードの紛失・盗難保険はもちろん、Suicaのチャージ残高を含めて補償してもらうことが可能です。

 

万が一、盗難の被害にあったSuicaが不正に利用されていた場合でも、紛失・盗難の連絡から60日前までさかのぼって不正利用分が補償されます。

 

Suicaのチャージ残高は、再発行したビックカメラSuicaカードに引き継ぐことができますので、紛失・盗難の際には気づいた段階で迅速に連絡しておきましょう!

ビックカメラユーザーだけではなくSuica利用者にはマストなクレカ!

ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラユーザーだけではなく、Suica利用者にもおすすめできる、お得なビューカードです!

 

  • ビックカメラで還元率最大11.5%
  • いつでもダブルポイントで還元率1.0%
  • 年間1回以上の利用で年会費無料

 

ビックカメラSuicaカードの最大のメリットとなるのが、ビックカメラで最大11.5%の高還元率でお買い物をすることができる点です。

 

さらに、いつでもビックポイントとJREポイントの2重取りが可能となっており、還元率1.0%で利用することができます。

 

年間1回以上の利用で年会費無料になる唯一のビューカードでもありますので、Suicaを利用するすべての方におすすめできるマストクレカです。