JCBカードを解約する前に知るべき注意点!乗り換えにおすすめのクレカ
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JCBカードを解約したいけど、JCBカードを解約するのは面倒かも、と躊躇していませんか?
実は、JCBカードはオンライン解約が可能な希少なクレジットカードとなっており、他のクレジットカードと比べても手軽に解約可能です。
この記事では、
- JCBカードの解約方法
- JCBカードを解約する前に知っておくべき注意点
- JCBカードからの乗り換えにおすすめのクレカ
このような点を詳しく解説します。
最後まで読めば、使っていないJCBカードをスッキリ解約することができますよ!
目次
JCBカードはインターネットor電話で解約可能
JCBカードは、インターネット、または自動音声での対応でスムーズに解約可能です。
クレジットカードの解約は、電話での受付のみというカードが多く、JCBカードはオンラインで解約できる希少なカードとなっています。
会員ページ「MyJCB」で解約の手続きができますので、24時間対応で解約できるのも嬉しいですね。
解約手続き終了後、JCBカードは即時利用できなくなりますので、ハサミを入れるなどして安全に破棄するようにしましょう。
また、解約時には、ETCカード・家族カードなどの追加カードも同時解約となりますので、注意が必要です。
プレミアムカード会員は手続きが異なる
プレミアムカード会員の方はインターネット解約が不可となっており、電話での解約手続きが必要です。
JCBカードのプレミアムカードとは、以下の5つのランクのカードを指します。
- JCBザ・クラス
- JCBプラチナ
- JCBゴールド・ザ・プラチナ
- JCBゴールド
- JCBネクサス
上記のプレミアムカードを解約する際には、電話での受付のみとなっていますので注意が必要です。
オンライン解約の流れ
JCBカードのオンライン解約は、MyJCBで24時間手続き可能です。
MyJCBでのカード解約の流れは以下のとおりです。
①MyJCBにログイン
②「お客様情報の照会・変更」を選択
③「お客様情報の変更」を選択
④「退会手続きの前に、ご確認ください」を確認し、「次へ」を選択
⑤退会希望のカード・退会理由にチェックのうえ「退会する」を選択
このように、簡単な5ステップでJCBカードを解約できます。
手続きが面倒だからと、使っていないJCBカードを放置してしまっていた方も、手軽なオンライン解約なら手間がありませんね。
ただし、前述の通りオンライン解約が不可なプレミアムカードについては、退会希望のカードで選択できません。
法人カードの解約方法は?
JCBカードの法人カードはプレミアムカードと同様、オンライン解約が不可となっており、電話での解約が必要です。
電話解約の場合でも、カード番号や生年月日などの確認のみで、解約を引き留められることもなくスムーズに解約できます。
ただし、法人カードを解約する場合も、社員用の追加カード・ETCカードは同時解約となってしまいますので注意が必要です。
JCBカードの法人カードは、本カード1枚でETCカードを複数枚無料で発行できますので、社用車の多い法人はETCカード用に解約せずに保留しておくのも賢いですね。
また、法人カードは個人向けクレジットカードに比べて審査が厳しいので、乗り換え先の法人カードを決めてからの解約がおすすめです。
- ETCカードがお得な法人カード
一部のJCBカード解約では手数料が発生する
一部のJCBカードでは、解約時にカードの「発行手数料」が発生してしまいますので注意が必要です。
解約時に手数料が発生するのは、以下の2枚のJCBカードです。
JCB CARD EXTAGE
JCB GOLD EXTAGE
上記のカードでは、最初の5年間の更新前に解約すると、2,200円(税込)の手数料が発生してしまいます。
JCB CARD EXTAGEは、更新時にJCB一般カードに切り替わりますので、JCB一般カードの年会費1,375円(税込)が発生しても更新後に解約した方がお得です。
ただし、JCB GOLD EXTAGEでは、更新時に年会費11,000円(税込)のJCBゴールドカードに切り替えとなります。
JCBカードを継続する意思がない場合、JCB GOLD EXTAGEは手数料がかかっても早めに解約した方がムダがありませんね。
JCBカードを解約するベストなタイミング
JCBカードを解約するベストなタイミングは、次年度のカード年会費が発生する前のタイミングがおすすめです。
JCBカードでは、初年度の年会費はカード有効期限月の翌月10日に支払いされ、翌年の有効期限月の月末まで年会費が適用されます。
年度の途中での解約でも年会費の返金はありませんので、年会費を支払い済の場合、カードに記載された有効期限月いっぱいまで使ってから解約しましょう。
2年目以降の年会費の支払い月は、カード有効期限月の3か月後の10日となりますが、有効期限月の翌月以降は年会費請求の対象となります。
年会費請求後は、カードを解約した場合でも年会費を支払いしなければなりませんので、支払い済の年会費が適用される有効期限月の月末までに解約しておきましょう。
- 有効期限月の見方
JCBカード解約時の注意点
JCBカードを解約する際には、3つの注意点があります。
- ポイントは使い切ってから解約しよう
- 公共料金・携帯電話料金などの支払い先
- リボ・分割払いの残高はないか?
ここでは、JCBカードを解約する前に、知っておくべき注意点を解説します。
ポイントの失効に注意
JCBカードでは、解約時にカードに貯まったポイントが失効してしまいますので、JCBカードを解約する前には、ポイントを使いきっているか確認しておきましょう。
ただし、OkiDokiポイントの最小交換単位は200ポイント以上ですので、ポイント失効に注意しましょう。
公共料金などの支払い先に注意
公共料金や携帯電話等の支払いにJCBカードを使用している場合、解約前に支払い方法の変更が必要です。
JCBカードを公共料金や携帯電話の支払いに利用している場合、カードを解約しても支払い方法が自動的に変更されるわけではありません。
ですので、支払いに利用しているカードを解約してしまうと、公共料金や携帯電話料金の支払いができなくなってしまいます。
特に、携帯電話料金の端末代金を分割して支払っている場合、携帯電話料金の延滞は個人信用情報機関に不利な記録が残ってしまう可能性もあります。
JCBカードを解約する前には、自動引き落としの支払い先はないか、いま一度確認しておくようにしましょう。
支払い残高に注意
JCBカードでリボ・分割払いの支払いがある場合、支払い残高が残っていないかを確認しておく必要があります。
リボ・分割払いの残高が残っている場合、カード解約後も支払いの請求が継続します。
解約時に一括で返済する必要はありませんが、解約したカードの支払いを続けていくというのは気持ちが良いものではありませんね。
余裕があれば、リボ・分割払いの残高は0円にしてから解約する方が、気持ち的にもスマートに解約可能です。
JCBカードは解約→再入会が厳しい?
JCBカードを一度解約した場合でも、通常通りの審査に通過すれば、問題なくJCBカードに再入会できます。
ただし、JCBカードは自社のクレジットヒストリーを重視する傾向があり、以前の契約で支払いの遅延・未払いなどがあった場合は審査通過が難しくなります。
また、入会後半年以内でJCBカードを解約してしまうと、キャンペーン目当ての早期解約とみなされ、審査に不利になってしまう可能性がありますよ。
反面、自社で良好なクレジットヒストリーを積んでいる方の場合、入会時から300万円程度の高額な利用限度額が設定される実例もあります。
JCBカードでは、解約からの再入会の場合、新規入会キャンペーンなどの特典は対象外です。
JCBカードからの乗り換えにおすすめの優秀クレカ
JCBカードを解約する際には、乗り換え先のクレジットカードを探しておくことが重要です。
JCBカードは、老舗の銀行系クレジットカードとして、メインカードとして充分に使えるカードですので、乗り換え先のクレジットカードにも万能型が望まれます。
ここでは、JCBカードからの乗り換えにおすすめの優秀クレジットカードをご紹介します。
三井住友カード(NL)
年会費 | 永年無料 | |
---|---|---|
家族カード | 永年無料 | |
ETCカード年会費 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用があった場合は年会費無料 | |
国際ブランド | Visa、Mastercard® | |
還元率 | 0.5〜7% | |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の方 |
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元。※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※即時発行ができない場合があります。
- 対象のコンビニ、飲食店でのタッチ決済で最大5%還元
JCBカードからの乗り換え先カードとして、違和感なく乗り換えることができるのが「三井住友カード」です。
三井住友カードでは、三井住友銀行系の老舗銀行クレジットカードとなっており、メインカードとしても充分なステータス性があります。
対象のコンビニ、飲食店でタッチ決済を使うと、最大5%還元でポイントを貯められます。コンビニ・飲食店をよく利用する方にもおすすめです。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元。※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
楽天カード
- 楽天市場でいつでもポイント3倍
- 楽天ハワイラウンジを利用可能
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
JCBカードよりも、ネット通販でお得に使えるクレジットカードに乗り換えたい方には「楽天カード」がおすすめです。
楽天カードでは、楽天市場でいつでもポイントが3倍になる特典があり、還元率3.0%で楽天ポイントを効率的に貯められます。
楽天ポイントは、キャンペーン等で付与される期間限定ポイントも通常ポイント同様に使い勝手が良く、使い勝手の良いポイントを貯めたい方にもおすすめです。
楽天カードでは、最高2,000万円の海外旅行傷害保険に加え、楽天ハワイラウンジの利用特典も付帯しますので、JCBカードにも負けないハワイ特典を利用できます。
楽天カードでは、常時開催でお得な入会キャンペーンを開催していますので、お得にカードを乗り換えちゃいましょう!
オリコカードザポイント
現在、受付停止中です
- 入会後6か月間はポイント還元率2倍
- オリコモール経由でネット通販もお得
- ポイントは共通ポイントにリアルタイム交換が可能
ポイント還元率に不満を持って、JCBカードからの乗り換えを検討している方は「オリコカードザポイント」がおすすめです。
オリコカードザポイントでは、入会後6か月間はポイント還元率が2倍になる特典があり、半年間は2.0%の高還元率でポイントを獲得できます。
さらに、オリコモール経由のネット通販では、Amazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングをいつでも還元率2.0%で利用可能です。
カードの利用で貯まったポイントは、Tポイントをはじめとした共通ポイントにもリアルタイム交換が可能ですので、ポイントの使い勝手も良好です。
オリコカードザポイントでは、お得な入会キャンペーンが開催されていますので、JCBカードからの乗り換えで大量ポイントをゲットしちゃいましょう!
- オリコカードの入会キャンペーン
JCBカードはオンライン解約が可能な希少カード!解約手続きは24時間受付
JCBカードは、オンラインでの解約が可能な希少なクレジットカードとなっており、24時間受付でカードを解約できます。
- オンライン、または自動音声での解約が可能
- プレミアムカード・法人カードは電話受付のみ
- ポイントは使い切ってから解約しよう
JCBカードは、オンライン、または自動音声で解約できますので、使わずに眠らせているJCBカードは今すぐ解約しちゃいましょう。
ただし、プレミアムカードや法人カードはオンライン解約は不可となっており解約は電話受付のみとなっていますので注意が必要です。
また、JCBカードを解約する際には、カードの利用で貯まったポイントは失効してしまいますので、ポイントは使い切ってから解約するようにしましょう。
JCBカードを解約する際には、乗り換え先のクレジットカードを用意してからの解約がおすすめです。