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クレジットカードコラム

デルタ航空とユナイテッド航空、マイル貯めるならどっち?様々な角度で比較!

最終更新日 2024年12月25日

デルタ航空とユナイテッド航空、マイル貯めるならどっち?様々な角度で比較!

JAL/ANAと言った国内航空マイルに比べて貯めやすく、少ないマイル数で特典航空券を交換できることで人気の海外航空会社のマイレージプログラム。

特に、デルタ航空の「スカイマイル」、ユナイテッド航空の「マイレージプラス」は、国内路線も多く日本人にも人気のマイルとなっています。

ただし、JAL/ANAと言った国内航空マイルよりも分かりにくい部分もあり、どちらのマイルを貯めるのが結局お得になるのか分からないと言う方もいるでしょう。

マイルを比較する際には、貯めやすさ・使いやすさはもちろんのこと、どのカードを利用して貯めることができるのか?と言う部分も重要な選択基準となります。

今回は、デルタ航空とユナイテッド航空、どちらのマイルを貯めるべきなのかを〇項目で徹底比較していきましょう。

スカイマイルの有効期限は問答無用で無期限

デルタ航空のスカイマイルは有効期限が問答無用で無期限となっており、有効期限を気にすることなくマイルを貯めることができます。

マイレージプラスのマイルも現在は有効期限が無期限になりました。以前は18ヶ月以内にマイル変動がないと失効していましたが、現在は撤廃されています。

特に、クレジットカードなどを利用せずにフライトのみでマイルを貯める場合には、スカイマイルの有効期限無期限のアドバンテージは大きくなりますね。

国内航空会社のJAL/ANAのマイルの有効期限は36ヵ月でマイル加算での期限延長もありませんので、有効期限無期限でマイルを貯めることができるのは大きなメリットとなります。

マイレージプラスはスターアライアンス所属でマイルが使いやすい

マイルの使いやすさでいうと、ANAも加盟しているスターアライアンス所属のユナイテッド航空のマイレージプラスが有利です。

マイレージプラスで国内特典航空券を交換する場合には、ANAの国内線の路線を予約することができます。

スカイマイルでは国内特典航空券での路線はスカイマークとなりますので、やはりANAと比べると使い勝手は悪くなっているのですね。

さらに、ユナイテッド航空が所属するスターアライアンスと、デルタ航空が所属するスカイチームでは加盟航空会社の数でもスターアライアンスの方が有利になっています。

特典航空券への交換の際には、提携航空会社の特典航空券にも交換することができますので、提携航空会社の多さはアドバンテージとなってくるのですね。

提携航空会社の利用でもマイルを貯めることが可能となっていますので、所属する航空アライアンスの規模は大きな判断基準となります。

特典航空券の必要マイル数を比較

特典航空券の必要マイル数で比較すると、一部の路線を除き、マイレージプラスの方が少ないマイル数で利用することができます。

貯めるマイルを選択する際には、特典航空券の交換に必要なマイル数で比較することも重要な選択基準となります。

ここでは、スカイマイルとマイレージプラスのエコノミー運賃での特典航空券の必要マイル数を比較してみましょう。

  スカイマイル マイレージプラス
日本国内便 7,500マイル 5,000マイル・8,000マイル
韓国 7,500マイル 15,000マイル
台湾・中国等 17,500マイル 15,000マイル
東南アジア 22,500マイル 20,000マイル
ハワイ・ホノルル 30,000マイル 27,500マイル
アメリカ本土 35,000マイル 35,000マイル
ヨーロッパ 50,000マイル 45,000マイル
オーストラリア 35,000マイル 22,500マイル

このように、非常に幅広いエリアでの特典航空券の交換で、マイレージプラスの方が少ないマイル数で交換することが可能となっています。

マイレージプラスは、ほぼ全てのエリアで、1割程度少ないマイル数で特典航空券に交換することが可能となっています。

特に、国内特典航空券の交換を片道5,000マイルで利用できると言うのは、大きなメリットとなりますよね。

ただし、韓国への特典航空券のみでは、スカイマイルの方が圧倒的に有利に特典航空券を交換することができます。

韓流好きの方や、韓国へのお買い物の機会の多い方などの場合には、スカイマイルもお得に利用できるのではないでしょうか。

特典航空券の席数は必要マイル数が多い分、デルタ航空の方が予約が取りやすい

特典航空券の席数の多さでは、レベル1〜5までの細かいレベルで別れているデルタ航空の方が予約を取りやすくなっています。

ユナイテッド航空の場合は、セーバー・スタンダードと言う2つの特典のいずれかを交換することが可能です。

ただし、少ないマイル数で特典航空券を交換することができるセーバー特典は、席数が少なく、希望する日程での予約が取りにくいケースもあります。

必要マイル数が多い分、デルタ航空では特典航空券の予約を取りやすく設定されています。

レベル1〜5まで、細かく5段階で必要マイル数と席数が設定されていますので、マイル数の負担も少なく希望の日程の特典航空券の予約が可能となっているのですね。

国内利用ならANAが利用できるユナイテッド航空がおすすめ

国内航空便の利用が主な方は、ANA特典航空券を利用できるユナイテッド航空がおすすめです。

ユナイテッド航空では、ANAも所属するスターアライアンスに所属しており、ANAの特典航空券を交換することができます。

デルタ航空に比べて、ANAを利用できるユナイテッド航空では国内便の路線も豊富になっており、特典航空券を便利に利用することができます。

ANA特典航空券の交換の際でもマイレージプラスでの交換では燃油サーチャージが不要となっていますので、ANAマイルでの特典航空券の交換よりもお得に交換できるケースもあります。

また、ANA航空便の搭乗でもマイレージプラスを貯めることができますので、ANA便を良く利用する方でもお得にマイルを貯めることが可能となっているのですね。

国内線での利用が多い方にとっては、ユナイテッド航空の方がお得に利用できるのは間違いありません。

デルタアメックスゴールド保有でゴールドメダリオン取得可能

デルタ航空では「デルタアメックスゴールド」の保有で、上級会員資格「ゴールドメダリオン」が取得可能(初年度無条件、2年目以降年間150万円以上のカード利用が必要)のメリットがあります。

デルタ航空とアメックスが提携して発行するゴールドカードがデルタアメックスゴールドです。

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード

4.2

本カード 28,600円(税込)
家族カード 13,200円(税込)※1枚無料
ETCカード 無料、新規発行手数料935円(税込)
ポイント還元率 1.0%
申込資格 原則として20歳以上で定職のある方
国際ブランド
電子マネー
入会キャンペーン
  • 合計33,000ボーナスマイル獲得可能

デルタアメックスゴールドではゴールドメダリオン資格が取得可能なので、デルタ航空利用の際にお得に利用できるゴールドカードとなっています。

ゴールドメダリオン特典として、

コンフォートプラス
スカイプライオリティ
デルタスカイクラブラウンジ
スカイチームのエリートプラス資格

などの特典をうけることができます。

コンフォートプラスでは、エコノミー運賃での予約の際に、よりスペースの広いシートを無料で利用することが可能となり、スカイプライオリティでは優先チェックイン・優先搭乗などの様々な手続きを優先的に利用することができます。

また、デルタ航空のVIPラウンジ「デルタスカイクラブラウンジ」を利用することができますので、デルタ航空便搭乗の際にゆったりと航空便の到着を待つことができるのですね。

ゴールドメダリオン資格では、デルタ航空での利用の際の特典だけではなく、スカイチームの「エリートプラス」の資格を取得することも可能となっています。

エリートプラスでは、スカイチーム所属の航空会社での搭乗の際に、優先チェックインやビジネスクラスラウンジ利用などの特典をうけることができます。

実際の搭乗の際のバリューをより感じたい方は、デルタアメックスゴールドを取得して、ゴールドメダリオン資格を利用してみるのも良いのではないでしょうか。

デルタアメックスゴールドの申込みはこちら

デルタアメックスゴールド保有で特典航空券の電話予約無料

複雑なオンラインでの予約ではなく、電話予約で特典航空券を手配したい方にはデルタアメックスゴールドの保有がおすすめです。

デルタアメックスゴールドでは、ゴールドメダリオン資格の付帯だけではなく、特典航空券の電話予約が無料になる特典があります。

特典航空券の電話予約では、デルタ航空・ユナイテッド航空ともに1枚あたり25$の発券手数料が必要となります。

JAL/ANAと言った国内航空会社とは違い、デルタ航空/ユナイテッド航空のオンライン予約は、英語も混在しており若干使いにくくなっています。

電話予約では、よりマイル数を少なく交換できる、レベル1〜2の空席や乗り継ぎなどをオペレーターとリアルタイムに会話しながら予約できますので便利です。

より簡単に特典航空券を交換したい方は、デルタアメックスゴールドを利用しましょう。

また、デルタ航空の航空券などの支払いにカードを利用すると、マイルが3倍になる特典もあり、3.0%の高還元率でマイルを貯めることができます。

貯まったマイルは有効期限無期限となっていますので、お得にマイルを貯めることができるのですね。

MileagePlusセゾンプラチナならずっとマイル還元率1.5%

マイル還元率で選ぶのであれば、通常還元率1.5%でマイレージプラスを貯めることができる、MileagePlusセゾンプラチナがおすすめです。

MileagePlusセゾンプラチナカード

4.4

本カード 55,000円(税込)
家族カード 9,900円(税込)
ETCカード 無料、-
ポイント還元率 1.5%
申込資格 学生を除く20歳以上の方
国際ブランド
電子マネー

デルタアメックスゴールドでは、5,000ポイントのボーナスマイルが付与されるのは300万円分までとなっていますが、MileagePlusセゾンプラチナでは上限なく1.5%でマイルを貯められます。

いつでも、通常のお買い物で1.5%還元でマイレージプラスを貯めることができると言うのは、大きなメリットとなりますよね。

MileagePlusセゾンプラチナの申込みはこちら

国内利用が多い・お買い物でマイルを貯めたい方はユナイテッド航空のマイルを貯めるのがおすすめ

ユナイテッド航空のマイレージプラスの大きなアドバンテージとなる部分としては、スターアライアンス所属のANAの特典航空券を交換することができる点でしょう。

日本国内ではANA便はやはり路線も多く、国内特典航空券の交換の際には非常に便利に利用することが可能です。

また、片道5,000マイルから特典航空券を交換できるのも嬉しいメリットとなりますよね。

ユナイテッド航空では、ほぼ全ての路線での特典航空券の交換で、スカイマイルよりも少ないマイル数で特典航空券を交換することができます。

マイレージプラスの有効期限を無期限で貯めたい方には、MileagePlusセゾンプラチナの利用がおすすめで

1.5%と言う高還元でお買い物でマイルを貯めることができますので、ANA特典航空券を狙って陸マイラーをするのもおすすめです。

こうしたクレジットカードの特徴からも、国内利用・ショッピングでマイルを貯めたい方にはユナイテッド航空のマイレージプラスがおすすめです。

MileagePlusセゾンプラチナの申込みはこちら

特典航空券を予約しやすいマイルが良い方はデルタ航空のマイルを貯めるのがおすすめ

デルタ航空のスカイマイルでは、ほぼ全ての路線での特典航空券の交換でマイレージプラスよりも大きなマイル数が必要となります。

ただし、特典航空券が多く必要な分、スカイマイルでの特典航空券の交換は席数が多く、予約も取りやすいと言うメリットがあります。

スカイマイルの有効期限は無条件で無期限となっていますので、フライトのみでマイルを貯める方の場合でもマイルの有効期限を気にする必要がありません。

また、デルタ航空とアメックスが提携して発行するデルタアメックスゴールドでは、デルタ航空の「ゴールドメダリオン資格」を取得することができます。

ゴールドメダリオン特典では、シートのアップグレードや優先搭乗などの特典があり、実際にデルタ航空を利用する際に非常に大きなメリットをうけることができます。

デルタ航空のみではなく、スカイチームのエリートプラス特典も取得できますので、スカイチーム所属の提携航空便を利用する際にも特典をうけることができるのですね。

デルタアメックスゴールドの利用では、通常1.0%の還元率でスカイマイルを貯めることができますが、最大300万円まで100万円ごとに5,000マイルのボーナスマイルが付与されます。

さらに、デルタ航空のチケット購入などでは3.0%の還元率でマイルを貯めることができますので、ガンガンマイルを貯めることができるカードとしても利用できるのですね。

デルタアメックスゴールドでは、特典航空券の交換の際に、電話予約が無料となる特典もあります。

こうしたカード特典も含め、特典航空券の席数も多いデルタ航空のスカイマイルは、特典航空券を予約しやすいマイルであると言えるでしょう。

デルタアメックスゴールドの申込みはこちら

貯めるマイルを選ぶ際には特典航空券のお得さ、マイルを貯めるクレジットカードも考慮!

今回は、海外マイレージプログラムの中でも特に人気の、デルタ航空とユナイテッド航空のマイルのどちらを貯めるべきか、と言うテーマで比較してきました。

スカイマイル/マイレージプラスともに、JAL/ANAのマイルよりも貯めやすいマイルと言えますが、様々な点でメリットの違いがありました。

特典航空券を少ないマイル数で交換できるマイレージプラスと、特典航空券の席数が多いスカイマイル。

また、両者のマイルを貯めることができるデルタアメックスゴールドMileagePlusセゾンプラチナにもメリットの違いがありましたよね。

どちらのマイルを貯めるか、と考える際にはマイルをどのように利用したい・貯めたいかを考える必要があるのですね。

本記事の編集者
最強クレジットカードガイド編集部
最強クレジットカードガイド編集部

クレジットカードに関する役立つ情報を発信しています。

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