クレジットカードの不正利用が増加!フィッシング被害に備えよう

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※このコラムは最終更新日から6年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。

 

「クレジットカードは不正利用が怖いよね」

「身に覚えのない請求がきたらどうしたらいいの?」

 

クレジットカードの不正利用は自分には関係ないと思っていませんか?

 

フィッシング詐欺の増加に伴い、2017年の調査では不正利用による被害額が14年ぶりの高水準になってしまったという調査結果が報告されています。

 

いつ、誰が不正利用の被害にあってもおかしくない状況の中、安全にクレジットカードを利用するためにはどのような点に注意する必要があるのでしょうか?

 

今回は、クレジットカードを利用するうえで必要なネットリテラシーのひとつともいえる、クレジットカードの不正利用対策について解説します。

 

クレジットカード被害が14年ぶりの高水準!被害額は200億円規模に

 

ネット通販などを利用する方には、特に注意が必要なのがクレジットカードの不正利用による被害です。

 

日本クレジット協会による調査では、クレジットカードの不正利用による被害額が14年ぶりに200億円を超える高水準になったことを発表しました。

 

直近の不正利用被害の内訳をみてみましょう。

 

  被害総額 偽造カード 番号盗用
2014年 114.5億円 19.5億円 67.3億円
2015年 120.9億円 23.1億円 72.2億円
2016年 142億円 30.6億円 88.9億円
2017年 236.4億円 31.7億円 176.7億円

 

2016年と2017年のデータを比べてみると、偽造カードによる被害額には大きな違いが無いものの、番号盗用による被害額が100億円近く増加しているのがわかります。

 

番号盗用による被害額の増加の背景には、フィッシング詐欺の増加が大きく影響しているのですね。

 

私のスマホにも、楽天カードからの「楽天カードを装った不正なメール」についての注意喚起が届きましたが、近年ではフィッシング詐欺も多様化しています。

 

  • カードの利用状況を装ったメールでクリックを誘う
  • Amazonの注文確認メールを装い、クリックを誘う
  • ネットを閲覧中に突然、偽のMicrosoftセキュリティアラームが鳴る

 

など、普段不正利用に気を付けている方でも、うっかりクリックをしてしまいそうなほど、本物に近いページや自然な導線でクリックを誘うメールが増加しています。

 

そうしたサイトにクリックしてしまった場合、クレジット番号の入力を促されたり、ウィルスに感染させて番号を抜き取られてしまうケースがあるのですね。

 

コインチェック騒動も記憶に新しいですが、普通の生活を送っている一般の方も不正利用による被害はひとごとではありません。

クレジットカードの不正利用はすべて補償されるとは限らない!

 

クレジットカードが不正に利用されてしまった場合でも、不正利用の保険を利用することで損害を補償してもらうことができます。

 

クレジットカードには不正利用に対する保険が用意されており、不正利用であることを証明された場合、不正利用による損害を補償してもらうことができます。

 

ただし、どのようなケースでも不正利用がすべて補償されるという訳ではありませんので注意が必要です。

 

補償をうけることができないケースとしては、

 

  • 契約者に重大な過失が認められた場合
  • 家族がカードを利用してしまっていた場合

 

このようなケースでは不正利用の損害を補償してもらえないケースも多くなってしまいます。

 

不正利用を疑って届け出た結果、非常に多いケースが「家族が黙って使ってしまっていた」ケースです。

 

家族が使用してしまった場合には、当然ですが補償の対象とはなりませんので届け出をする前に確認をしておくようにしましょう。

 

また、契約者に重大な過失が認められた場合も不正利用の補償の対象になりません。

 

重大な過失というと、不正や詐欺のようなことを契約者が働いたケースだと思ってしまいますが、誰もが思い当たることでも補償の対象にならない場合があります。

 

  • カード裏面に署名をしていない
  • 暗証番号が誕生日や車のナンバーなど推測されやすいものだった
  • 他人にカードを貸してしまっていた

 

このようなケースでも契約者による過失と判断されてしまい、補償をうけることができない場合があります。

 

カードを確認して、裏面に署名をしていない方は今すぐ署名をしておくようにしましょう!

補償期間を過ぎてしまうと補償をうけることができない

クレジットカードの不正利用の保険をうけることができるのは、届け出から遡って60日前までの不正利用に限定されます。

 

不正利用から61日を過ぎて届け出をした場合、不正利用の補償をうけることができないのですね。

 

近年では、紙の明細ではなくWeb明細を利用するケースも多くなっており、毎月明細を確認していない方も多いのではないでしょうか?

 

高額な不正利用なら気づきやすいものの、1万円〜2万円単位の少額の不正利用は明細を確認しておかなければ気づきにくく、気づいた頃には補償期間が過ぎてしまっているケースもあります。

 

Web明細を利用している場合でも、明細の内容に不審な点はないか確認をするクセは付けておきましょう。

不正利用されたら何をすればいい?

 

クレジットカードには不正利用の保険が付いているといっても、実際に不正利用の被害にあってしまったら慌ててしまいますよね。

 

不正利用が疑わしい利用を発見してしまった場合、1番はじめにするべき対策は2次被害を防ぐためにカードの利用を止めることです。

 

番号が流出してしまっているケースでは、カードを停止しないと再度の被害にあってしまうこともあるのですね。

 

カードの停止は、カードデスクに連絡をすることで簡単に停止することが可能です。

 

その際に、

 

  • 不正利用が疑われること
  • 不正利用の疑いのある利用分の日時や金額などの詳細

 

などをオペレーターに伝えることで、その利用分が不正利用であるかどうかの調査を開始してくれます。

 

不正利用の疑いでカードを停止した場合には、現在のカード番号とは違う新しいカードが1か月程度で再発行されます。

 

番号が流出してしまったケースでも、カード番号が変わるので2次被害を防ぐことができるのですね。

 

ただし、カード再発行までの期間はカードを利用することができませんので、代替えとなるカードを用意しておくようにしましょう。

不正利用の場合は支払いをしなくてもいい?

不正利用の被害にあってしまった際に気になってくるのが、不正利用分は支払いをしなくてもいいのか?という点です。

 

当然、不正利用が認められた場合には支払いの必要はありませんが、不正利用の調査には1か月〜2か月程度の期間が必要なケースがあります。

 

その間にクレジットカードの支払日に到達してしまった場合の対応については、クレジットカード会社によって異なります。

 

  • 調査中の支払い分については支払いの必要無し
  • 調査中の費用をいったん立て替えて、不正利用が認められた段階で返金

 

このように、カード会社によってはいったん立て替えて支払いをする必要があるケースもありますので、支払いについても確認しておくようにしましょう。

不正利用を防ぐためのガイドラインは近年で少し変わってきた

 

オンラインでの不正利用を防ぐためには、定期的なパスワードの変更が必要というのが一般的な認識でしょう。

 

実際に、利用しているサイトなどでも定期的なパスワードの変更がアナウンスされ、その度にパスワードを考えて変更している方も多いのではないでしょうか?

 

総務省がアナウンスする不正利用を防ぐためのガイドラインは、近年になってパスワードの定期変更を推奨しないものへとシフトしてきました。

 

その理由として、

 

  • 変更するパスワードがパターン化する
  • パスワード忘れを防止するためにメモなどを保存してしまう
  • 1つの堅牢なパスワードを利用した方がセキュリティ性は高い

 

といった背景から、米国の政府標準機関である「NIST」でも新ガイドラインが発表されています。

 

私の元居た職場でも、文末の数字が1つずつ変わっていくだけの単純なパターンでパスワードを定期的に変更していましたので、その気になればいつでもハックできます(笑)

 

定期的なパスワードの変更で、かえってリスクが上がってしまう可能性がある、というのも皮肉な話ですよね。

クレジットカードの利用は危険なのか?現金派が正しい?

不正利用のリスクがあるのであればクレジットカードは利用しないよ、という生涯現金派の方は私の周りにもいます。

 

しかし、本当に現金の方がリスクのない支払いをすることができるのでしょうか?

 

その答えとしては、補償をうけることができるクレジットカードの方がリスクは少ない、といっていいでしょう。

 

現金での支払いや、ネット通販でも現金振り込みなどで支払いをしている方でも、紛失や盗難・悪質な業者で商品が届かないなどのリスクはあります。

 

万が一の不正利用や盗難の場合でも補償をうけることができる、クレジットカードの方が安心して利用することができるのですね!

不正利用にも安心のセキュリティ万全のクレジットカード

クレジットカードには、基本的に盗難・紛失保険が補償されており、不正に利用された場合の補償をうけることができます。

 

ただし、セキュリティ性のより高いクレジットカードを利用することで、さらに安心してネット通販などをのびのびと利用することができるのですね。

 

ここでは、不正利用にも安心のセキュリティ性万全のクレジットカードをご紹介します。

JCB CARD W

JCB CARD W

5.0

年会費無料
家族カード無料
ETCカード年会費無料
国際ブランドJCB
還元率1〜10.5%
申込資格高校生を除く18歳〜39歳までの方

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。

  • 不正検知システムの導入で不正利用を監視
  • 「JCBでe安心」制度でオンラインでの不正利用も安心
  • いつでも通常のJCBの2倍の還元率!

 

国産で唯一の国際ブランドをもつJCBのプロパーカードとして、高いセキュリティ性を誇るのが「JCB CARD W」です。

 

JCB CARD Wでは、不正検知システムが導入されており、24時間365日体制で第三者による不正な利用がないか監視してくれています。

 

また、「JCBでe安心」制度を利用することができますので、オンラインショッピングなどでの身に覚えのない請求が来た場合でも請求を取り消ししてくれます。

 

JCB CARD Wでは、カード特典としていつでも通常のJCBカードの2倍の還元率で利用できる特典があり、毎日の利用でもお得にポイントを貯めることが可能です。

 

安心して利用することができる、バランスのいいクレジットカードをお探しの方には、最適なカードといっていいのではないでしょうか。

 

楽天カード

楽天カード

4.2

年会費無料
家族カード無料
ETCカード年会費550円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス、Visa、Mastercard®、JCB
還元率1.0〜3.0%
申込資格高校生を除く満18歳以上の方
  • IT企業ならではの高いセキュリティ性能
  • 楽天あんしんショッピングサービスでネット通販も安心
  • 楽天市場ではいつでもポイント3倍還元可能

 

ネット通販をよく利用している方に非常に心強いクレジットカードとなるのが「楽天カード」です。

 

楽天カードでは、IT企業ならではの高いセキュリティ性能が魅力となっており、カードの利用毎にお知らせメールが届きますので不正利用をいち早く検知することができます。

 

楽天市場での利用では「楽天あんしんショッピングサービス」をどなたでも利用することができますので、商品の未着のトラブルなどの際にも安心の補償をうけることができます。

 

楽天市場での利用ではいつでもポイントが3倍還元になる特典もありますので、ネット通販用に1枚は持っておきたいカードとなっているのですね。

 

また、海外旅行傷害保険などの保険サービスも充実しており、年会費無料のカードの中でも非常にお得に利用できるカードとなっています。

 

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)

4.9

年会費永年無料
家族カード永年無料
ETCカード年会費550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用があった場合は年会費無料
国際ブランドVisa、Mastercard®
還元率0.5〜7%
申込資格高校生を除く18歳以上の方

※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元。※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

※即時発行ができない場合があります。

  • 24時間不正利用検知システムで不正利用を未然に防ぐ
  • 万が一の不正利用では会員保障制度で安心

 

国内クレジットカードのパイオニアとしての高いセキュリティ性能が魅力なのが「三井住友カード(NL)」です。

 

三井住友カードでは、独自の不正検知システムで24時間365日不審な利用を検知しており、不正利用を未然に防いでくれます。

 

万が一不正利用されてしまった際にも、会員保障制度が用意されていますので、不正に利用されてしまった請求分を補償してもらうことが可能です。

 

リクルートカード

リクルートカード

4.6

年会費無料
家族カード無料
ETCカード年会費無料
新規発行手数料1,100円(税込)※JCBの場合は無料
国際ブランドVisa、Mastercard®、JCB
還元率1.2〜4.2%
申込資格高校生を除く18歳以上の方
  • 万が一の不正利用の場合でも安心の補償制度
  • 年間200万円までの手厚いショッピング保険
  • いつでも1.2%還元の超高還元率が魅力

 

高還元クレカとして人気を集めている「リクルートカード」でも、安心の不正利用の補償をうけることができます。

 

万が一カードを不正に利用されてしまった場合でも補償をうけることができますので、不正利用と判断された請求分については支払いの義務がありません。

 

国内外での年間200万円までのショッピング保険も付帯していますので、購入した商品の破損や盗難に対しても補償をうけられるのは嬉しいですよね。

 

リクルートカードではいつでも1.2%還元のお得な還元率がもっとも大きな魅力となっており、毎日のカード利用でお得にポイントを貯めることができます。

 

お得に利用できるだけではなく、安心の補償サービスが付帯しているというのは嬉しいメリットになりますよね。

 

不正利用に対する備えは、カードを利用する上では最低限のネットリテラシー

クレジットカードの不正利用による被害金額が14年ぶりに200億円の大台を超え、不正利用の被害はひとごとではなくなってきました。

 

  • クレジットカードには安心の不正利用の補償が付帯している
  • カード裏面の署名などの最低限の備えは必要
  • セキュリティ性の高いカードを利用して安心して利用しよう!

 

クレジットカードには万が一の不正利用を補償してくれる保険がありますが、カード裏面に署名が無かった場合など、契約者の過失が認められた場合には補償の対象とはなりません。

 

クレジットカードは上手に使えば、補償を受けられるうえに、現金での支払いよりもお得に利用することが可能となっています。

 

セキュリティ性の高いカードを利用して、ネット通販や毎日のカードの利用を、のびのびと安心して利用できるようにしましょう!