クレジットカードの審査基準「3C」を知っておけば審査は怖くない!
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「3Cってなんのこと?」
「クレジットカードの審査基準ってどんな基準があるの?」
「審査に通過するためにはどうしたらいいの?」
クレジットカードを取得するためには審査に通過する必要があり、審査の基準はクレジットカードによって異なります。
カード会社・カードのランクによって求められる基準は違ってきますが、共通して重要となる審査基準が「3C」と呼ばれる3つの項目です。
審査に自信が無い方の場合でも、基本となる3Cを押さえておくことでハイクラスのカードの審査でも怖くありません。
今回は、クレジットカードの審査にどうしても通過したい方・審査に備えておきたい方のために、審査に超重要な基準・3Cについて解説します!
目次
クレジットカード審査に超重要「3C」とは?
クレジットカードではカードごとに異なった審査基準で審査が行われますが、共通して超重要な基準となるのが「3C」と呼ばれる要素です。
3Cとは、
- キャパシティ(capacity)
- キャラクター(character)
- キャピタル(capital)
の3つの要素を指します。
審査の際には、年齢・年収・勤続年数・個人信用情報などのさまざまな要素を点数化する、「スコアリング」という方法で審査が行われます。
カード会社・カードのランクに応じて求められる基準は変わり、よりハイクラスなカードではスコアリングでの高得点が求められるのですね。
各クレジットカードの審査で、共通して重視される項目が3Cと呼ばれる3つの審査基準です。
極端に言えば、3Cを知っておくことでクレジットカードの審査も恐れることはありません!
ここからは、3Cのそれぞれの項目を掘り下げて解説していきます。
キャパシティ
3Cの中で、もっとも重視される審査基準が「キャパシティ」です。
キャパシティは「資力(返済能力)」を表しており、クレジットカードを利用するうえでの返済能力となる、安定した収入があるか?という項目です。
キャパシティの評価基準になるのは、
- 職業・勤務先
- 雇用形態
- 勤続年数
- 年収
- 家族構成
などの内容が基準となります。
フリーターなどの非正規雇用の場合はキャパシティが弱く、医師や公務員・上場企業の社員などの場合は評価が高くなる傾向にあるのですね。
家族構成についても、独身の方よりも配偶者・子供が居る方の場合は、仕事を辞めにくく高評価につながるケースもあります。
キャパシティという点で考えると、専業主婦や学生の方など、収入の無い方の評価はゼロになるの?と思ってしまいますよね?
ただし、世帯収入を基準として申込みすることができるカードもあり、その場合には配偶者や両親のキャパシティが審査の基準となります。
キャラクター
お金やクレジットカードの利用に対する「性格」を評価する項目が「キャラクター」です。
お金の利用に対する性格というと、
- 支払いの滞納をしたことがあるか
- キャッシング・リボの利用状況
- 申込みの内容が正確か
など、すでに利用しているクレジットカードの利用状況が重視されます。
クレジットカードの利用状況や支払い状況については、個人信用情報機関に記録されており、審査の大きな判断基準のひとつとなります。
クレジットカードの審査を行う側の身になって考えると分かりますが、やはり過去に返済に遅れたことがある方というのは、返済にルーズな方という評価になってしまうのですね。
「クレヒスは上位カードを持つために超重要!クレヒスの基準とベストな磨き方」で解説しているような、上質なクレヒスを磨くのと、キャラクターの評価をアップさせるのとは同義であると言っていいでしょう。
申込の際の入力内容についても、
- 他社の借入状況の入力内容と実情に差異は無いか
- 年収の申告と実情に差異は無いか
- 申込みの入力ミス・誤字などはないか?
故意に隠すのは言語道断ですが、故意では無いにせよ現在の借入金額の申告内容と実情に差異があった場合、自分の借入金額を把握できていないということで低評価になってしまいます。
また、誤字や入力ミスがあった場合、ケアレスミスなのか虚偽の申告なのかクレジットカード会社には判断しかねる場合があり、不利になってしまうことには違いがありません。
キャピタル
3Cの残りの1つが「キャピタル」=「資産」のことを指します。
持ち家などをお持ちの方の場合、最悪申込み者が失業してしまっても貸し倒れなく利用代金を回収することができますので、キャピタルの評価は高くなります。
また、持ち家だけではなく、銀行系のクレジットカードなどの場合、口座の残高が一定額以上ある方の場合にも高評価につながる傾向にあるのですね。
特に、キャピタルの項目が重視されるのは、ハイクラスなクレジットカードの審査の際となってきます。
「キャラクター」が記録される個人信用情報機関とは?
3Cの中でも、資力となるキャパシティに次いで重要な項目となっているのがキャラクターの評価です。
キャラクターの評価には、個人信用情報機関に記録されたクレジットカードの利用履歴が大きく影響してきます。
クレジットカードの利用履歴は、個人信用情報機関の中でも「CIC」に保存され、クレジットカード会社は審査の際にCICに記録された情報を参照しています。
CICには、
- 氏名や生年月日などの属性情報
- クレジットカードの契約内容
- 支払状況
- 割賦販売法の登録内容
- 貸金業法の登録内容
などが記録されており、その中でも審査に大きく影響してくるのがクレジットカードの支払状況です。
CICには、クレジットカードの支払状況が記録されますが、本来の支払日から61日以上支払いが延滞してしまった場合「A(延滞)」の記録が残ります。
延滞の記録が残ってしまった場合には、キャラクターの評価は地に落ちると言っても過言ではなく、クレジットカードの審査通過は絶望的と言っていいでしょう。
逆に、しっかりした利用・期日通りの支払いを継続している方の場合は、クレヒスが磨かれ、キャラクターの評価も高くなってきます。
- CICの信用情報開示
キャラクターの評価をアップさせるには?
上質なクレジットヒストリーを磨くことが、キャラクターの評価をアップさせる近道となってきます。
キャラクターの評価をアップさせるためにクレジットカードの利用実績が必要ということは、クレジットカードを持たない方がキャラクターの評価をアップさせるためにはどうしたらいいのでしょうか?
CICには、クレジットカードの利用状況だけではなく「割賦販売法の登録内容」も記録されます。
割賦販売法の登録内容というとなじみがありませんが、スマホの端末料金を分割で支払いをしている場合でも割賦販売の対象商品としてCICに記録されます。
自分の名義でスマホの端末を購入し、毎月の支払いに遅れずに支払いをすれば、クレジットカードを持たない状態でもキャラクターの評価をアップさせることができるのですね。
ただし、逆にスマホの料金支払いに遅延してしまった場合などは、キャラクターの評価をダウンさせることにも繋がりますので注意が必要です。
多重申込みは「キャパシティ」に影響する
キャパシティの評価は返済能力ですので、他社からの借入件数などが多くなってきた場合には評価が下がってしまいます。
特に注意が必要なのが、複数のクレジットカードを同時期に申込みをしてしまう「多重申込み」です。
多重申込みをしてしまうと「お金に困っている申込者である」と判断され、キャパシティの評価が著しく下がってしまうのですね。
どの程度の期間に何枚申込みをすれば多重申込みになるかは、「クレジットカードの多重申込みとは?期間から枚数まで徹底解説!」でも解説していますが、半年間をひとつの基準として考えるようにしましょう。
CICに記録されるクレジットカードの申込履歴は半年間保存されますので、前回の申込みから半年以内に新たな申込みをした場合、前回の申込みの履歴が残ってしまいます。
- ベストは半年に1枚未満
- 最大でも1か月に1枚程度
と、CICの記録が消える半年に1枚程度の申込みに抑えておくのが無難です。
ただし、お得な入会特典やサブカードが必要な際など、期間を空けずにクレジットカードを申込みしたいタイミングも少なくありません。
その場合でも、1か月に1枚程度をMAXで考えておいた方が安全でしょう。
それでも審査に落ちてしまう場合は?
3Cに気を付けていても審査に落ちてしまう場合は、残念ながらそもそものスコアが足りない可能性があります。
クレジットカードの審査の際には、3Cの評価を中心に年齢や勤続年数・職種・年収などをスコアリングして審査を行います。
- ハイステータスのカードは高いスコアが必要
- 年会費無料のカードなどは低めのスコアでも充分
と、クレジットカードのランクに応じて求められるスコアも変わってくるのですね。
年収がいくらなら何点加算され・カードの審査に通過するには何点が必要、という情報は公開されていませんが、年会費無料のカードでも審査に落ちてしまう方はスコアが足りない可能性があります。
審査落ちを繰り返してしまうことで、キャラクターの評価が下がってしまい、また審査に落ちてしまうという悪循環を繰り返してしまうケースも少なくありません。
そうした方の場合には、「クレジットカードの審査落ちを繰り返す人必見!審査を通過するコツ!」で解説しているように、審査基準を変えて申込みをしてみるというのもひとつの手段です。
審査基準の甘いクレジットカードをまずは手に入れて、クレジットヒストリーを積む方にルートを変えるのも重要となってくるのですね。
審査に自信がない方でも申し込みしやすいオススメクレジットカード
クレジットカードの審査をうける際には、共通の審査基準となる3Cを知っておけば審査も怖くはありません。
しかし、キャラクターの評価が低くなってしまっている場合、まずは申込みしやすいクレジットカードを使ってクレヒスを積むことも重要です。
ここでは、審査に自信が無い方でも申し込みしやすい、おすすめのクレジットカードをご紹介します。
ACマスターカード
- 独自の審査基準で申込みしやすい
- 最短即日発行が可能
- リボ手数料0円で一括払い同様の利用も可能
ACマスターカードは、消費者金融大手のアコムが発行するカードとなっており、通常のクレジットカードとは違う独自の審査基準となっています。
CICの信用情報を開示されても影響を受けにくく、他のクレジットカードで審査落ちになってしまった場合でも審査に通過できる可能性があります。
また、オンラインでの申込後にアコムの自動契約機でカードを受け取ることが可能となっており、最短即日発行が可能と、急ぎでカードを手に入れたい方にもおすすめです。
ACマスターカードはリボ払い専用カードとなっていますが、消費者金融ならではの柔軟な返済が可能となっており、一括払いのカード同様に手数料0円で利用することもできます。
セディナカードJiyu!da!
現在、受付停止中です
- リボ払いカードで審査に通過しやすい
- セブン-イレブン・イオンでポイント3倍
セディナカードのリボ専用カードとして発行されているのが「セディナカードJiyu!da!」です。
セディナカードJiyu!da!はリボ専用カードということもあり、セディナカードの他のカードと比べても審査に通過しやすいカードであるということができます。
ポイント還元率にも優れており、セブン-イレブン・イオン・ダイエーでの利用ではポイント3倍・1.5%還元でのお買い物が可能です。
カードの利用で貯まったポイントは、nanacoポイントやdポイントなどの人気の共通ポイントにも交換可能となっており、使い勝手のいいポイントとして利用することができます。
※本サイトの表記内容は2024年10月現在の内容になります。
正しい詳細に関しては株式会社セディナの公式ページをご確認ください。
クレジットカード審査の基本「3C」を押さえておこう!
クレジットカードでは、カードによって審査基準が変わってきますが、共通した審査の基準となってくるのが「3C」です。
- 3Cとは「キャパシティ」「キャラクター」「キャピタル」の3つ
- キャパシティがもっとも重要で、キャラクターの評価も重視される
- 3Cを基準としたスコアリングで審査が行われる
3Cの中でも、返済能力を評価したキャパシティがもっとも重要になりますが、お金への付き合い方を指すキャラクターの評価も重視されます。
収入が充分にある方でも、延滞癖のある方の場合にはスコアリングのスコアは低くなってしまいがちなのですね。
クレジットカードの審査に自信が無い方の場合でも、3Cを押さえておくことで審査通過の可能性をアップさせることができるのではないでしょうか!