
「一番使い勝手の良い電子マネーはどれ?」
「どの電子マネーが一番お得?」
「1番ポイントが貯まる電子マネーは?」
近年では、1人に1枚以上の電子マネーを持っているのが当たり前ともなっており、キャッシュレス時代の到来を感じることができます。
しかし、電子マネーも種類が増えすぎて、どの電子マネーを利用するのが1番お得になるのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
電子マネーとクレジットカードを上手に活用することで、普段のお買い物で2倍・3倍のポイントを貯めることが可能となっています。
今回は、最も使われている電子マネーのランキングと、主要な電子マネーの特徴を特集します。
目次
主要電子マネーの発行枚数ランキング
現在では、電子マネーとひとくちに言っても、様々な種類の電子マネーが発行されています。
交通系電子マネーやスーパーなどの電子マネーを含めると、数え切れないほどの電子マネーが発行されていると言っても良いでしょう。
その中でも、特に全国区で主要な電子マネーの2017年での発行枚数ランキングを発表します。
1位 | 楽天Edy | 1億480万枚 |
---|---|---|
2位 | WAON | 6,660万枚 |
3位 | Suica | 6,371万枚 |
4位 | nanaco | 5,609万枚 |
5位 | PASMO | 3,399万枚 |
このように、1億万枚の大台を超えた発行枚数を誇る楽天Edyが、圧倒的な1位となっていることが分かります。
楽天Edyは人気のクレジットカード・楽天カードに搭載されている点などが発行枚数を増やしている要因とも言えます。
利用では、楽天ポイントを貯めることが可能となっており、お得にポイントを貯めることができるのも人気のひとつとなっています。
また、2位には意外かも知れませんが、Suica・nanacoを押さえてWAONがランクインしています。
イオンでお得にお買い物をすることができるWAONは、主婦の方にとっては必携の電子マネーであるとも言えるでしょう。
これから電子マネーを作ろうと思っている方は、5位までにランクインした電子マネーを作っておけば間違いがないのではないでしょうか。
使い勝手最強の楽天Edy
圧倒的な発行枚数を誇っており、国内の多くの方に利用されている楽天Edy。
楽天Edyの最も大きな魅力となっているのが、その抜群の使い勝手の良さではないでしょうか。
楽天Edyは、
- コンビニ
- ガソリンスタンド
- スーパー
- 自動販売機
など、非常に幅広い加盟店で利用することが可能となっており、小銭要らずで簡単に決済を行うことができます。
楽天Edyの利用では、加盟店によっても異なりますが、200円に1ポイントの楽天ポイントを貯めることができます。
楽天ポイントは1ポイント=1円として楽天ポイント加盟店で利用できる共通ポイントとなっているほか、楽天Edyにチャージして利用することができます。
年会費無料カードの中でも特に人気の高い、楽天カードに搭載されていることもあり、非常に身近な電子マネーであると言えます。
イオンで使えるWAONは主婦の味方
毎日の生活でお得に利用することができる電子マネーをお探しならWAONがおすすめです。
WAONの利用では200円に1ポイントのWAONポイントを貯めることが可能となっており、貯まったWAONポイント1ポイントを1円としてWAONにチャージして利用することができます。
また、WAONの最も大きなメリットとなっているのが、イオングループでのお得な割引優待でしょう。
- 毎月10日は「ありが10デー」でWAONポイント5倍
- 毎月5の付く日は「お客様わくわくデー」でWAONポイント2倍
- 毎月20日・30日は「お客様感謝デー」で5%オフ
このように、WAONが1枚あるだけで、イオングループでの様々な割引優待をうけることが可能となっています。
混み合ったスーパーのレジでスマートに会計をすることができるだけではなく、ポイントや割引の優待をうけることができるのは大きなメリットになりますよね。
また、食品などを購入するスーパーでの電子マネー利用では、コンビニでの利用よりも高額になりやすく、大量のポイントを効率的に貯めることが可能となっているのですね。
JREポイントへの統合でさらに便利なSuica
交通系電子マネーの中で、最も認知度の高い電子マネーがSuicaです。
Suicaでは、コンビニやスーパーなどのSuica加盟店での利用で、200円に1ポイントのポイントを貯めることができます。
Suicaの利用で貯めることができるポイントが、SuicaポイントからJR東日本の共通ポイントJREポイントに統合したことで、ますます使い勝手の良い電子マネーとなりました。
JREポイントは1ポイント=1円としてSuicaのチャージに利用できるだけではなく、アトレなどのJR東日本の駅ビルでのお買い物に利用することができます。
また、JR東日本の利用で貯めたJREポイントでSuicaチャージをすることも可能となっていますので、非常にお得にSuicaを利用することができます。
JREポイントは2018年6月にビューサンクスポイントも統合し、
- 駅ビルの共通ポイント
- Suicaポイント
- ビューサンクスポイント
の3つのポイントがひとつになった、日本最大級の共通ポイントになりました。
セブン-イレブン利用者は必携のnanaco
「セブン-イレブンでお買い物をするならnanaco」と言うほど認知度の高い電子マネーがnanacoです。
nanacoの利用では100円に1ポイントのnanacoポイントを貯めることが可能となっており、貯まったポイントを1ポイント=1円としてnanacoにチャージすることができます。
利用でポイントを貯めることができる店舗も幅広く、
- セブン-イレブン
- イトーヨーカドー
- 西武・そごう
- デニーズ
などの生活に密着した店舗で利用することができる、使い勝手の良い電子マネーとなっています。
セブン-イレブンやイトーヨーカドーでは、nanacoボーナスポイント対象商品が用意されており、通常の利用ポイントに加えてボーナスポイントが付与されます。
ボーナスポイント対象商品の還元率は10%を超える高還元率になりますので、よりお得にポイントを貯めることが可能となっているのですね。
また、nanacoの最も大きな特徴となっているのが、セブン-イレブンでのnanaco払いで税金や公共料金の支払いも可能となっている点です。
クレジットチャージをしたnanacoで税金・公共料金を支払うことで、間接的にポイント還元をうけることが可能となっているのですね。
乗車ポイントも貯められるPASMO
首都圏を中心にバス・電車で利用できるPASMOには独自のポイントサービスは用意されていません。
PASMOは提携するクレジットカードと一体のカードを発行することで、利用ポイントや乗車ポイントを貯めることが可能となります。
特にPASMOを利用している方におすすめのクレジットカードが「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
ANA To Me CARD PASMO JCBでは、東京メトロの電車に乗るだけで乗車ポイントを貯めることができます。
平日 | 5ポイント |
---|---|
土日祝 | 15ポイント |
通常のTo Me CARD PASMOでは、乗車ポイントは平日2ポイント・土日祝6ポイントとなっていますので、よりお得に乗車ポイントを貯めることができるのですね。
電子マネー利用はクレジットチャージが必須!
電子マネーの利用では、それぞれの電子マネー独自のポイントを貯めることが可能となっています。
それだけで、現金でお買い物をするよりもお得にお買い物をすることができますが、よりお得にポイントを貯めるためにはクレジットカードとの併用が必須です。
クレジットカードでチャージをして電子マネーを利用することで、
- チャージでのクレジットポイント
- 利用での電子マネーのポイント
を、ダブルで貯めることが可能となり、よりお得にお買い物をすることが可能となるのですね。
ただし、どのクレジットカードを利用しても電子マネーチャージでポイントを貯めることができるわけではありません。
電子マネーチャージ用のクレジットカードを探す際には、使用している電子マネーと相性の良いクレジットカードを選択する必要があるのですね。
オートチャージ設定で手間なくポイントを貯めよう
クレジットカードを利用して電子マネーのチャージを行う際には、オートチャージの設定がおすすめです。
クレジットカードをオートチャージ設定すると、電子マネーの残高が一定金額よりも少なくなった際に自動的にチャージを行ってもらうことができます。
特に、Suica・PASMOなどの交通系電子マネーでは、改札を通過する際に残高が不足してしまうと改札が開かずにストップされてしまいます。
また、店頭でのお買い物の場合に残高が不足してしまうと、現金でチャージをする必要がありますので、ポイントを損してしまいます。
電子マネーを利用する際には、オートチャージ設定を活用して、よりスムーズに利用するようにしましょう。
それぞれの電子マネーチャージでお得なクレジットカードまとめ
電子マネーをよりお得に利用するためには、クレジットカードでのチャージでダブルポイントを貯めることが必須です。
しかし、電子マネーとクレジットカードには相性がありますので、電子マネーをお得に利用するためにはチャージでポイントを貯められるクレジットカードの利用が必要です。
ここでは、それぞれの電子マネーチャージで、お得にポイントを貯めることができるクレジットカードをまとめます。
楽天カード
- 楽天Edyチャージで200円に1ポイント貯まる
- カードの利用で貯めた楽天ポイントでEdyチャージが可能
- 楽天市場ではいつでもポイント3倍還元
楽天Edyを利用している方がお得なクレジットカードが「楽天カード」です。
楽天カードでは楽天Edyのチャージで200円に1ポイントの楽天ポイントを貯めることが可能となっており、Edyの利用とダブルで楽天ポイントを貯められます。
また、楽天Edy一体型の楽天カードを発行することも可能となっており、楽天Edyのオートチャージ設定をすることも可能となっています。
楽天カードの利用では1.0%の還元率で楽天ポイントを貯めることができますので、カードの利用で貯めたポイントでEdyをチャージすることもできます。
また、楽天カードでは楽天市場の利用でいつでもポイント還元率が4倍になる特典があり、楽天のサービスを良く利用している方にもおすすめです。
イオンカードセレクト
- WAONのオートチャージで200円に1ポイント貯まる
- 各種公共料金の支払いで毎月WAONポイントがもらえる
- 電子マネー・キャッシュカードが一体になった便利なカード
WAONのオートチャージで唯一ポイントを貯めることができるクレジットカードが「イオンカードセレクト」です。
イオンカードセレクトでは、WAONのオートチャージ設定で200円に1ポイントのときめきポイントを貯めることが可能となっており、WAONをお得に利用することができます。
毎月20日・30日のお客様感謝デーでの5%オフの特典なども利用することが可能となっており、クレジットカードとWAONを上手に使い分けることができます。
また、各種公共料金の支払いにイオンカードセレクトを利用すると、毎月5ポイントのWAONポイントがプレゼントされる特典もあります。
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード・WAON・クレジットカードの機能があり、財布の中をスリムに整理することが可能となっています。
ビックカメラSuicaカード
- Suicaのチャージで1.5%のポイント還元
- ビックカメラではSuica払いで11.5%還元が可能
- カードの利用でいつでもダブルポイントを獲得可能
Suicaだけではなく、ビックカメラでお買い物をする機会の多い方にお得なカードが「ビックカメラSuicaカード」です。
ビックカメラSuicaカードにはビューカード機能が付帯していますので、Suicaのチャージ・オートチャージで1.5%のJREポイントを貯めることができます。
ビックカメラでのお買い物の際に、ビックカメラSuicaカードでチャージしたSuicaを使うと、10%のビックポイントと合わせて11.5%の高還元でお買い物をすることができます。
また、通常加盟店での利用でも0.5%のビックポイントと0.5%のJREポイントを、いつでもダブルで獲得することが可能です。
JREポイントは1ポイント=1円としてSuicaにチャージすることができますので、非常にお得にSuicaを利用することができるのですね。
リクルートカード
- nanacoをはじめとした様々な電子マネーに1.2%還元でチャージ可能
- いつでも1.2%還元でカードを利用可能
- 貯まったポイントをPontaポイントに相互交換
電子マネーを利用するのであれば、必ず持っておきたいカードと言っても良いのが「リクルートカード」です。
リクルートカードでは、年会費無料のカード最高クラスの還元率1.2%でリクルートポイントを貯めることが可能となっています。
nanacoをはじめとした様々な電子マネーのチャージでも1.2%還元でポイントを貯めることができますので、電子マネーのチャージで非常にお得に利用できるカードとなっています。
リクルートポイントは人気の共通ポイントPontaポイントに相互交換することが可能となっており、貯まったポイントの使い勝手も文句無しとなっています。
また、じゃらん.netやホットペッパービューティと言ったリクルートの人気のサービスではポイントアップもあり、よりお得にポイントを貯めることができます。
ANA To Me CARD PASMO JCB
4.2
本カード | 初年度無料 2年目以降2,200円(税込) |
---|---|
家族カード | 初年度無料 ※本会員が無料の場合 2年目以降1,100円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜1% |
申込資格 | 高校生を除く 18歳以上の方 |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー | ![]() |
- 選ばれる理由
- Oki Doki・ANA・メトロ3つのポイントやマイルが貯まる
- PASMOチャージでマイル還元率1.0%が可能
- セブンイレブンでマイル還元率最大1.75%
- 最高1,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
- PASMO機能・PASMOオートチャージ・PASMO定期券搭載

- 最大19,000マイル相当プレゼント
期間2025年2月15日まで
※最大還元率は、10マイルコース(年間5,500円税込)に登録の上、ANAマイルに交換した場合。
- PASMOの乗車ポイントをお得に貯められる
- 2倍コースの利用でマイル還元率1.0%
- PASMOのオートチャージでもマイルを貯められる
PASMOをお使いの方に、お得に利用できるクレジットカードとしておすすめしたいのが「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
ANA To Me CARD PASMO JCBでは、年会費5,500円(税込)の2倍コースに登録することで、カードの利用で1.0%の還元率でANAマイルを貯めることが可能となります。
PASMOのチャージ・オートチャージでも1.0%還元でANAマイルを貯めることができますので、非常に効率的にマイルを貯めることができるクレジットカードとなっているのですね。
PASMOを利用した東京メトロへの乗車では、平日5ポイント・土日祝15ポイントの乗車ポイントを貯めることが可能となっており、メトロポイントも貯めることができます。
貯まったメトロポイントは90%還元でANAマイルに移行することができますので、よりお得にANAマイルを貯めることができます。
2018年も電子マネーの使いこなしがお得にポイントを貯めるコツ!
今回は、最も多くの方に使われている電子マネーのランキングと、それぞれのカードの特徴を解説してきました。
- ランキング1位の楽天Edyは1億枚以上発行
- それぞれの電子マネーで特徴のあるメリットがある
- 電子マネーはクレジットチャージでのダブルポイントが基本
ランキングを見てみると、1位の楽天カードは1億枚発行・次点となったWAONも6,000万枚発行と、20代から60代の方の人口を考えると1人に1枚以上を持っていることになります。
もはや、現金と同等の使い勝手の良い決済方法として普及している電子マネーを使いこなすことが、今後のキャッシュレス時代で得をするコツとなっています。
前提として、電子マネーのクレジットチャージでダブルポイントを獲得することは一般常識と言っても良いでしょう。
自分に合った電子マネーとクレジットカードの組み合わせを見つけてみて下さいね!

クレジットカードに関する役立つ情報を発信しています。
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